十四話:その決意は ページ17
『....呪いが見える人間も限られているんだ。この学園は、そこら中に蠅頭.....等級とかがつかないほど弱い呪霊が居る。
確か......エースくん?もさっき見えてたのに、もう何も見えないよね?』
エース「は、はい。」
『そーいうもんなんだよ。さっきのは、死ぬかもしれないとかそういうので体が反応して、一時的に見えるようになっただけ。
実際に、ずっと見える人間は多分、この世界なら私一人じゃないかな。』
クロウリー「.....どのくらい危険なんですか?」
見えないものほど怖いものは無い。
人間というのはそういう生き物だ。
Aは、少しため息を着くと再び話す。
『日本.....私の住んでいた島国では、毎年約一万人が呪霊によって死んでいる。
様々な形で報道されるが、どれも行方不明や怪事件として片付けられる。
......呪術師になれば、悔いのない死に方なんてない。
人の形を留めて死んでいれば奇跡に近い。
例えグチャグチャでも、死体が見つかれば幸運。
最終、跡形もなく食べれる。』
それは、あまりにおぞましく、恐ろしい光景だった。
人ならざるものが人を喰う。
人が生みだした
『.....空気が重くなっちゃったね。大丈夫!だって、私最強だからさ?』
クロウリー「辛く、ないんですか?」
『まさかぁ!私の今世の目標は、正しい死に方をすることだからね。』
ユウ「楼Aさん......一生ついて行きます!!」
『それは嬉しいなぁ。でも、まぁ君がしたいように生きなよ?』
??「かっけぇ.....」
『さぁて、子供は寝る時間だ。ま、私も身体は子供だけどね。』
クロウリー「(ん?なんか忘れてる気が.....)」
『じゃー、おやすみなさい!』
その後。
職員寮にて。
クロウリー「あぁ!!今世ってどういうことですか!!」
クルーウェル「静かにしろ!」
Aが2度目の人生と暗に言っていたことに気が付き、思わず叫んで怒られたクロウリーであった。←
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甘 - 見てらっしゃるかわかりませんが続き待ってます!!とても好きです! (2022年12月15日 20時) (レス) @page35 id: 5add37374b (このIDを非表示/違反報告)
蜃気楼 - 続き待ってます!!!!!! (2021年12月10日 0時) (レス) @page35 id: c920434a9e (このIDを非表示/違反報告)
テル - 夢主かっけええ! (2020年12月15日 6時) (レス) id: 99cceeea9b (このIDを非表示/違反報告)
雪見大福(プロフ) - 流石呪術師。 (2020年12月14日 2時) (レス) id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
琥珀 - リリアを見下すという行為に走るとは思えません。作者様がそれらをわかった上で書いていらっしゃるのなら何も言えませんが、もしそれを知らないのであれば文章を直していただきたいです。長文失礼致しました。 (2020年11月10日 0時) (レス) id: 79a78e1cf2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:花陽 | 作成日時:2020年10月24日 23時