十三話:お疲れサマンサ ページ16
『あ、そうそう、お疲れサマンサ〜。』
ユウ「グッ......生で楼Aさんのお疲れサマンサを聞けるなんて......」
思わず胸を抑えて片膝着いたユウを自然にスルーし、Aは怪我などがないか確認をとっていた。
『うん、怪我はかすり傷とかばっかだね!よく出来てます!』
??「え、あの、なんで.....」
『いやー、助太刀する気はなかったんだけど、クロウリー学園長が念の為の監視っていっててね。ま、私がついててよかったじゃん。』
最後の一言がなければとても良い先輩だった。←
??「あの、今のは.....?」
『それは後で!さ、帰ろ。』
さすがに空間移動はもう使わなかった。
疲れ気味の一年生たちに合わせ、ゆっくりと歩く。
『.....てなわけでーす。』
クロウリー「本当に行ったんですか?!」
『そーそー。ウケる。』
クロウリー「ウケませんよ?!」
『落ち着かないと禿げますよ?』←
クロウリー「えっ。」
疲れているにもかかわらず、Aは帰り道、一年生たちに自己紹介をさせた。(鬼畜)
そして、ことのあらましを説明したのだ。
『ま、そういう訳だから、退学はなしです。』
クロウリ「そ、そうですね。行かないと思って手続き始めてたんですが......」
『それでも教育者なの???適任なくない???』
もっともな意見だが、Aも人のことは言えないのだ。←
なぜなら、Aも五条とほぼ同じだからだ。
生徒が死にかけてるのに激辛ラーメンをかってたりする。←
テイクアウトでアツアツのやつ。←
さて、話を戻そう。Aが口を出さずに見ているうちに、ユウは監督生になり、全員退学を免除された。
『あ、そうそう。呪いが出たから今年は危ないかも。』
クロウリー「.....はい?もう一度お願いします。」
『呪いが出たから今年は危ないかも☆』←
クロウリー「.....はいぃぃぃぃ?!」
『いやー、呪いについては話しとこうと思ってたんだけど、思った以上に時間なくてさ。』
クロウリー「え、あ、え.....説明、お願いします。」
クロウリーは諦めた。
Aもまた、自由人なのだ。
『分かった。
呪いは、人の負の感情から生まれる。それは昔から同じ。
その呪いは、大きくなれば具現化する。それを、呪霊と呼ぶ。呪霊は人を攻撃する。また、人を喰うこともある。
呪いは呪いでしか祓えない。それは、この世の理のひとつだね。魔法じゃ無理だし、聖なる力とかそーいうのもあったとしても効かないよ。』
十四話:その決意は→←少し訂正です(コメントで指摘していただいたので)
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甘 - 見てらっしゃるかわかりませんが続き待ってます!!とても好きです! (2022年12月15日 20時) (レス) @page35 id: 5add37374b (このIDを非表示/違反報告)
蜃気楼 - 続き待ってます!!!!!! (2021年12月10日 0時) (レス) @page35 id: c920434a9e (このIDを非表示/違反報告)
テル - 夢主かっけええ! (2020年12月15日 6時) (レス) id: 99cceeea9b (このIDを非表示/違反報告)
雪見大福(プロフ) - 流石呪術師。 (2020年12月14日 2時) (レス) id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
琥珀 - リリアを見下すという行為に走るとは思えません。作者様がそれらをわかった上で書いていらっしゃるのなら何も言えませんが、もしそれを知らないのであれば文章を直していただきたいです。長文失礼致しました。 (2020年11月10日 0時) (レス) id: 79a78e1cf2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:花陽 | 作成日時:2020年10月24日 23時