《ハイキュー》恋愛感情？んな非効率な感情持った事ねーよ

九話:Siriを頼れ ページ9

起きた。

昨日の話？あのまま部屋に戻って寝た、以上。

んなグダグダするわけねーだろ、今日も練習あんのに。

朝食はコーチ達がやってくれるらしい。

スープとトースト、目玉焼き、ベーコン、トマトとかのサラダ。

健康的だな。

ちなみに、生理学的にみると、朝食のボリュームをよくして、夕食のボリュームは減らした方がいいぞ。

朝はエネルギー補給や体を起こすためにきちんと食べた方がいい。夜は、逆に無駄なエネルギーを摂取しないためだな。

まぁ、食生活が変わってきたことでそれも気にされなくなってきたが。

「あ、Aちゃんおはよう。」

『おはよ、清水さん。』

「潔子でいいよ。」

柔らかく笑う清水.....否、潔子さん。

同級生の中でも一目惚れした奴がいた気がする。

玉砕したとか何とか.....

「八時に体育館集合だって。」

『分かった。また後で。』

朝には弱い。

元々ドライアイだし、目が開かないからな。

朝、目が覚ませないのは目が乾燥して開けるのを拒むからなんだよ。

ちなみに、欠伸は脳の酸素不足が理由だから眠気とはあんま関係ないな。

「A、おはよう。」

『ん、信介もおはよ。』

「時間聞いたか？」

『勿論。潔子さんから聞いた。信介は朝食くったか？』

「おん。」

『そうか。じゃあ、また後でな。』

「あと三十分やで。」

『分かってる。着替えとかは終わってるから。』

さっさと食堂に入る。

お盆をもって、さっさと必要な分だけを取った。

マネージャーだが頭はいつでもフル回転してるから、エネルギーが必要だ。

まぁ、トーストは一枚だし、寧ろベーコンの枚数を減らしているが。

「あ、双子！」

嬉しそうな声が聞こえた。

双子？双生児でも生まれたのか？

『....あぁ、目玉焼きか。』

そっと見れば目玉焼きの黄身が二つ。

なるほど、それで双子か。

『すげぇな。鶏から二黄卵が生まれる確率は3〜5%だぞ。』

「え、そんなに？！」

「なんでそんなに少ないんだよ。人の双子は結構いるだろ。」

『そもそも鶏の卵は基本無精卵だ。人の双子とは違うんだよ。鶏の雌のうち、産卵初期に起きる産卵リズムの崩れで、たまたま黄身が二つ排出されることで、二黄卵、双子が生まれる。最近だと二黄卵を高確率で産む鶏の品種改良をしてるところもあるぞ。

ま、3〜5%つっても、二黄卵は見つかり次第液卵として別売りにされるがな。』

つか、Siriに聞けよ。Appleが泣くぞ。

続く お気に入り登録で更新チェックしよう!

最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している


←八話:毒混ぜんぞ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す