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23話:超えた壁とぶつかった壁 ページ24

『あかん。ウチが泣いてもうたら、あかんわ。』

青葉城西との試合が終わった。負けてもうたけど.....伊達工という壁は超えた。けど、青葉城西という壁にぶつかってもうた。

『お疲れ様です。』

みんな泣いとるな。

『すんません、今日はもうウチは帰ります。ほんまに、お疲れ様でした。』

泣きそうなのを必死にこらえる。声が震える。

烏養「なんかあんのか?」

『春高についてです。今日までのデータを元に、やんなければならないことがあるんです。』

烏養「わかった。泣きたい時は泣けよ。」

『は、はい。くっ....』

涙があふれる。なんで、こない負けたん?悔しい。もう負けたくない。

『泣いたら、あかんのに.....』

無理やり涙を拭って走り出す。早く資料を作ろう。この悲しさを紛らわすためにも。









『では、始めますね。まず〜〜〜〜』

始まった。代表枠を増やす話し合いが。絶対に負けられへん。





片桐「では、宮城県の春の高校バレーの代表枠は三枠に増やすということでよろしいですね。」

全員「はい。」

結果。通った!頑張った甲斐あったわ!

青木「凄いね、高校生でこの資料をつくりあげて話すなんて。あ、僕は青木優太。」

『アハハ...日本のバレーボールを変えるって、父さんたちと約束したんで。』

青木「あぁ、煌大さんか。」

『はい!』

青木「ほんとに、煌大さんにそっくりだよ。」

『父さんに似とりますか?』

青木「うん。バレーボールが好きで好きでたまらないって所がそっくり。」

『そうですか!』

青木「そっか。って、引き止めてたね。時間大丈夫?」

『ホンマや!急がんと!すんません、青木さん!失礼します!』

青木「事故には気をつけなよー!」

『はい!』

青木「やっぱ、似てるな。」

急がんと、あかんな。





月宮 煌大
Aの父。惨殺されるまで、日本バレーボール協会の副会長だった。

24話:春高、そして合宿→←22話:予選



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天照 - 29話の下の部分って決戦スピリットの歌詞が文になっていて、とてもカッコいいです!! (2020年11月1日 7時) (レス) id: 836661e0c9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - これからも無理せず、頑張ってください!楽しみにしてます! (2020年10月16日 15時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
金米糖(プロフ) - 歌詞って小説とかに載せていいんでしたっけ?思い違いでしたらすみません! (2020年8月29日 7時) (レス) id: e31feca5f7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:結希 | 作成日時:2020年7月7日 23時

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