16話:異変 ページ18
おかしい。何かがおかしい。でも、その何かが分からない。
冨岡「何かあったか?」
『違和感があるんです。鬼はいつも通り出てるんですけど。』
冨岡「!!藤の花があるのにか?」
『っ!確かに!冨岡さん、ありがとうございます!確認に行ってきますね!』
夜明けだ。犠牲者もけが人も出てない。
不死川「昨日通り鬼を狩ってきたァ。変わりはねぇ。」
伊黒「不死川と同じだ。」
冨岡「......同じく。」
『私の方は、人間の協力者がいるかもしれない、ということですね。校内に置いておいた藤の花は造花にすり替えられてましたし、お香は消されていたんです。でも、鬼は近寄れない。だから、人間に協力者がいると思ったんです。』
白華「伝令!伝令!スグニ内容ヲ確認セヨ!」
『白華から聞けない?さらに機密事項か。』
〜手紙〜
君たち4人に頼みたいことがある。鬼と人間が協力しているということを、辞めさせて欲しい。どうやら人間を食べやすい環境を作る代わりに、研究に協力してもらっているらしい。行っているものは、七川勇大という名だ。娘も関与しているらしい。そちらに七川 香奈がいるだろう。その子が七川勇大の娘だ。その子の拘束を頼む。そちらに、このことを知っている警官を送る。ただし、逃げられては困るんだ。頼むよ。なお、七川勇大の方の拘束は終わっている。
〜〜〜〜〜〜〜〜
『読んだね。多分、今日中に来るよね。もうみんな起きてるはずだし、拘束させてもらおうか。』
不死川「そうだなァ。」
伊黒「そうだな。」
冨岡「賛成だ。」
『じゃ、冨岡さんよろしく!私たち3人は拘束が下手なもので。』
不死川「隠しのヤツらに聞いたァ。」
伊黒「適任者に任せるべきだ。」
冨岡「.....了解した。」
よし。ひとまず拘束だな。
食堂にみんな集まっているらしい。というわけで、4人で食堂にきた。
『七川さん、話があります。』
七川「なぁに?ところでぇ、後ろの方々はァ?」
『その話は後。さ、冨岡さん、拘束お願いします。話はそのあと、ね?』
手早く冨岡さんが拘束していく。
七川「ちょ、なんなのよ!私は何もしてないわよ!なんでこんなことを!」
『しただろう。藤の花を造花にすり替えたのも、お香を消したのもお前だろう。話したはずだ。鬼が入ってこないようにしている、と。恐らくお前の父親の指示だろう。まぁ、お前も詳細は知っていたはずだ。』
七川「な、なんのことぉ?」
『てめぇのせいで命を落とすかもしれない人がいたんだ。知らないとは言わせない。』
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キノダルマ - とーっても面白かったです! (2020年8月19日 17時) (レス) id: 204d41c1fd (このIDを非表示/違反報告)
結希(プロフ) - ちかさん!ご指定ありがとうございます!完全にミスってました.....治します! (2020年5月10日 22時) (レス) id: 7cd566faf3 (このIDを非表示/違反報告)
結希(プロフ) - ばなな味のあくえりあすさん!私の勝手な解釈の元書いたため、このような形にさせて頂きました。ほんっとうに申し訳ありません!治します!ご指定ありがとうございます! (2020年5月10日 22時) (レス) id: 7cd566faf3 (このIDを非表示/違反報告)
ちか - 稀血のまれはこっちの「希」ではなくこっちの「稀」ですよ〜 続き楽しみにしてます!更新頑張ってください!応援してます! (2020年5月3日 15時) (レス) id: 0b48e21538 (このIDを非表示/違反報告)
ばなな味のあくえりあす - あのー....魘夢は乗り移ったというより[融合]したのでは? (2020年5月3日 15時) (レス) id: a72f134362 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:結希 | 作成日時:2020年4月8日 20時