《ハイキュー》《鬼滅の刃》影山飛雄とその幼なじみは鬼殺隊で......？

51話:ようやく ページ8

試合は終わっていた。烏野が勝っていた。よかった。
ザワっ
烏野が通るみたいだ。
影山「っ？！」
『おめでとう！そして、ただいま戻ったぞ！』
烏野「Aっ！」
一斉に抱きついてくる。
『生きて帰ってきたからな。身体も以前と変わらず動く。安心してくれ。』
月島「なんで、無茶すんのさ。心配したでしょ。」
『引き止められるのが怖かった。死ぬ事が怖くなってまともに戦えなくなると思った。卑怯、だったな。』
澤村「はぁ。仲間が死にに行くような場所に行くなら止めるに決まってるだろう。」
菅原「もう、大丈夫なのか？」
『あぁ。根源は潰した。平和な世になる。』
影山「ボゲェ！心配しただろうが！」
『はは.....済まないな。』
胡蝶「Aさん！なんで脱走してるんですか！」
『あ.....』
澤村「A？(黒笑)」
『あぁ.....それでは、またな！』
もう、さようならなんて言わない。また会える、そう思える世の中になったから。悲しみに終止符は打った。また、あおう。






烏野高校が負けた。澤村さんからの電話でその事を知った。悔しい。
『......でも、烏は飛べた。次は行く。』
そう。飛べたのだ。偶然でもなく、確実に。来年こそは全国で優勝しよう。負けたくない。





影山「A！」
『なんだ？！というか、なぜ屋上？！』
昼休み。急に飛雄が屋上から呼んできた。
影山「俺は、お前に伝えたいことがある！俺は、Aのことが好きだ！」
『なっ？！』
どう意味の好きだ？like？Love？
影山「俺と、付き合ってくださいボゲェ！」
『おい....はぁ。私も、好きだ////』
恥ずかしい.....
月島「王様、ようやく伝えたの？なんなら僕が貰っても良かったのに。」
影山「Aは渡さねーからな。」
月島「ハイハイ。」
菅原「おー、影山も成長したなぁ。」
東峰「？！」
澤村「旭どうした。」
東峰「か、影山のテストが夏休み以来全部満点.....」
澤村「なんだと？！まさか、影山.....」
菅原「あーあ。 」
平和だなぁ。もう、悲しみの連鎖は切れた。鬼殺隊のみんなもそれぞれの道へ歩むだろう。私は、どうしようか。
澤村「影山ー！」
影山「さーせん！！！」

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