《鬼滅の刃》《ハイキュー》伊黒小芭内の妹は青葉城西に通うようで.....？

38話:死への覚悟 ちょっと変えました！ ページ42

『.....っ、ぐっ！』

風見「あははははは！私に適うわけないでしょ！」

太陽が効かないということは、日輪刀も効かない。だが、藤の花の毒はどうだ。実際、藤の花の香袋を持っている烏野は血鬼術にかからなかった。

私の体は、藤の花の毒が大量に含まれている。一部を食べさせれば倒せるか.....？






ﾛﾒﾛ「A、死んではダメだ。絶対に。それからもう1つ。私は、君を妹として戸籍に入れた。戸籍上だけではなく、私を家族と思ってくれて構わないよ。」



小芭内「A、死ぬんじゃない。俺たちの指名は鬼を滅することだ。何も変わったことは無い。ただ。



唯一の家族なんだ。生きてた方が、勝ちなんだ。鬼は倒せたらいい。が、命を捨てるような真似はするな。したら許さない。」



......まだ、何か策はあるはずだ。

『....及川さん！私の荷物から、藤と書いてある小瓶を持ってきてくれ！』

及川「わ、分かった！」

それまで持ちこたえられるか......持ちこたえなければならないな。








及川「持ってきたよ！」

『っ.........なげろ！』

小瓶が飛んでくる。私の頭上に来た。

パリィンッ

風見「させないわよ！さぁ、私に屈して命乞いをしなさいよ！」

『かかった！』

藤の花の毒が入った小瓶を風見が割った。中身は液体だ。

刀を振って、毒を刀に付ける。

風見「何をしても無駄よ！」

風見の攻撃が飛んでくる。


今、か。




『天の呼吸 終の型』




全て、ゆっくりと見える。

.....風見の首に、刀を刺す。

驚いているか。



『寒冬の蜃気楼』





呼吸をやめて、元に戻る。視界は平常だ。

あ、れ？

及川「Aちゃん！」

右目に何かが刺さる。なんだ？




あぁ、これは、風見の攻撃だ。

風見は？

風見「っ、私が、こんな所で.....！」

崩れ始めている。

風見「っ、ああああああぁぁぁぁ！」

どこか一方向に向かって、攻撃が飛ぶ。

......どこに向かって.....

岩泉「っ！」

岩泉さん？！

だめだ、岩泉さんは青城のエースだ！

怪我をさせてはならない！





『っぁぁああ！』

岩泉「伊黒っ！」

岩泉さんを庇い、背中で攻撃を受け止める。岩泉さんに怪我はないか。

『怪我、は。』

岩泉「ないから！ないから、喋るな！死ぬぞ！」


よか、った。





ブツリ





視界が、シャットダウンした。

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