《鬼滅の刃》《ハイキュー》伊黒小芭内の妹は青葉城西に通うようで.....？ (ページ32)

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30話:善逸ページ32

パタン

我妻「あ、あの！炭治郎の代わりに手伝いに来ました！我妻善逸です！」

風見「っぅ、うっ、酷いです....！」

我妻「あーーーーーーーーー！しのぶさん！なんでここに？！」

しのぶ「あらあら。善逸くん！」

練習も一時休憩になった。風見と胡蝶しのぶは再び口論を広げていた。

我妻「って、うぎゃぁぁぁぁああああ！」

不死川「なんで俺の顔みて叫ぶんだよォ。」

我妻「いぃぃぃぃぃぃぃやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！」(小声)

しのぶ「あら、いつもみたいに叫ばないんですね。えらいえらい！」

我妻「Aさんから言われてるんで！」

風見「あ、あの、善逸くん......実は、伊黒さんにいじめられてて.....」

我妻「は？」

風見「ま、毎日辛くて....！」

我妻「え、なに？え、Aさんが？そんなわけないでしょ。あと、俺耳いいから嘘はわかるよー。んで、Aさんがいじめた、だっけ？
Aさんは、自分の責務は必ず果たすし、自分を犠牲にしてまで人を守る人だよ。そんなことは絶対にしない。
それに、Aさんは誰よりも人に傷つけられる痛みを知ってるから。」

前半は笑いながら、後半は真顔で言う。最初の印象からヘラヘラとしていると思った人間は、急に真顔で話し始めた善逸に対し、恐怖を抱いた。

我妻「あんまふざけてるとさ.......俺、あんたに何するかわかんない。」

普段、女性に優しい善逸がありえない態度をとった。柱も驚いていた。

及川「あ、君が善逸くん？俺、青葉城西の主将の及川徹だよ☆」

空気が読めないやつはいたが←

我妻「あぁぁぁぁぁぁあ？！なんなの？！なんでそんなに顔がいいの？！イケメン滅べ！」

及川「岩ちゃん！俺、顔がいいって言われた！」

岩泉「うるせぇ及川！我妻、俺は副主将の岩泉一だ。こいつがなんかしたら言え。」

我妻「なんなの？！ほんとになんなの？！及川さんは残念イケメンとしても、岩泉さんは完璧すぎるでしょ？！顔がいい上に性格がいいとか！」←

先程の空気がうそのようだ。←

岩泉「俺は顔が良くねーよ。お前のがいいだろ。」

我妻「やっぱりぃぃぃぃぃぃぃ！性格よすぎでしょうがァァァァ！」

及川「でも岩ちゃんはモテないよね。」

我妻「あんたはうるせーよイケメン滅べ(ｽﾝｯ)」

及川「褒めてるの？！貶してるの？！」

体育館の空気は和らいだが、約一名納得いかない者がいた。

風見「伊黒....なんなのよあいつ....！」