《鬼滅の刃》《ハイキュー》伊黒小芭内の妹は青葉城西に通うようで.....？ (ページ14)

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13話:受難ページ14

『なんなんだこれは.....』

朝登校すると、机に落書きが書いてあった。それだけではなく、置いてあった体育着はボロボロに裂かれており、めちゃくちゃな状態だった。

宮原「な？！酷い......ちょっと犯人を殺してくるわ。」

島田「つか、このクラスじゃねーだろ。俺らが最初だからな。」

ほぉ。こんなんで、私の心が折れると思われたか。舐められたものだな。やられた分、やり返すか。

『とりあえず、先生に伝えてくる。あぁ、安心しろ。この程度で心は折れない。私の心を折りたいんだったら諦めた方がいいからな。』

島田「つっよ。」

『慣れている。』

宮原「どんな生活してるの？！」

幼い頃の虐待に加え、鬼になった家族を斬った時にも罵倒されるからな。このくらい別にどうでもいい。

昼休み。呼び出しをくらったので、校舎裏に来た。校舎裏は残念なことに人気が少ない。だからここに呼び出されたのか？

女1「ちょっと！なに、及川くんと仲良くしてんのよ！」

女2「何をしたかは分からないけど、及川徹ファンクラブでは、直接の接触は禁止されてるのよ！」

女1「あんたみたいなブスが及川くんに近づいていいと思ってんの？！」

『......一つ言っていいか？私は及川をかっこいいとか思えない。それに、及川徹ファンクラブとやらに入った覚えはないぞ。』

女2「っ！どうせファンだろうから言っただけよ！」

『あんな奴にファンがいるのか？そうか......まぁ、ファンだからといって本人の行動を咎めるのはダメだろう。恋愛でも趣味でも、本人が好きになったことを応援するのが本当のファンだと思う。どうでもいいがな。それから、私は及川に濡れ衣を着せられたから好きになることは無い、以上。』

女1「.....ごめんなさい。」

『別にいい。ただ、もう道を踏み間違えるな。まだ来た道へ戻れるうちに、戻れ。取り返せないような過ちにならないうちにな。』

女2「っ！」

ダダダダダダダダ

......思ったが、何故あいつがモテるんだ？謎でしかない。

『宮原、何故及川はモテるんだ。』

宮原「顔の良さじゃない？なんやかんやすごくイケメンだと思う。」

『所謂残念イケメンか。島田みたいな。』

島田「俺イケメンだけど残念なのか？！」

宮原『「うん/あぁ」』

断然天元の方がモテそうだな........中身が残念でもいいんだったらだけどな。美術室を破壊して「芸術は爆発だ」なんて言うやつはモテるのか.....？及川とそう変わらない気がしてきた。