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8話:派遣の剣士ですが ページ9

『着いたか。』
ここが今回の戦場.....なお、顔は隠してある。女だと知られているから、もう舐められたくないからな。まぁ、隊服に羽織に襟巻きをつけただけだが。
??「お前が派遣されてきた剣士か。その小さな背で何が出来る。」
何様だこいつ。
??「女って言ってたけど、背が高くもないし体格もよくない.....なんの間違い?」
『はぁ。政の頼みで来たのだが。それに、疑うならかかってこい。二人同時でいい。』
??「舐められたものだな。」
『もちろん、兵を使ってもいい。負ける気はしない。それに刺されたとて死にはしないからな。』
??「楽華隊、突撃!」
一気にかかってくる。こんなの、木刀でいいな。弱すぎる。
ガンッ
木刀で一人一人の首を打ち、気絶させる。あと、さっきバカにしてきた奴は馬から落としておいた。
??「なっ!」
またかかってきた。同じように一人一人気絶させる。そして、バカにしてきたやつを馬から落とし武器を取り上げる。
『これでいいだろう。言っておくが、私は本気を出していない。そもそも木刀の時点でそう思うだろうがな。私のいた国では、私のようなものは何人もいた。あまり思い上がらない事だ。』
信「よぅ!相変わらずだな!」
『おや、信。初陣とは変わったな。もう隊を持ったのか。』
信「おまえ、なんで顔を覆っているんだ?」
『舐められないためだ。さっきのようにな。この背丈のせいで意味はなかったが。』
信「俺は外した方がいいと思う。」
『そうか?』
パサッ
ザワっ
やはり驚かれる。
『それにしても、やはり戦は嫌だな。つい先程王騎殿が亡くなったことを知った。死ぬことには慣れたつもりだったが......』
信「仕方ねー。ま、もうそんな世を終わらせれるだろうからな!政が中華統一をするからな!」
『そうだな。それまでお前が生きているといいな。』
信「おまえは.....そうだったな。死ななかったな。」
??「死なないとは、どういうことだ?」
信「こいつ、腕を切られても再生するし。」
『嗚呼。これでも....何年生きたか忘れた。姿は帰られるぞ。』
小さな幼児の姿になる。おどろいてるな。信は驚かないか。
信「ま、そういうわけだ。」
『ところで信、これを渡しておく。』
信「刀?俺は剣しか扱えないぞ?」
『その刀をおったら、お前の腕を折る。』←
『というのは冗談でな。それは鬼を倒せる刀だ。持っておけ。』
信「作れんのか?!」
『試行錯誤した結果だ。』
信「すげー!」

9話:蒙恬と王賁→←7話:鬼狩り



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菊理 - 質問です!いつからうらツクをやっていらっしゃるのですか? (2020年6月11日 21時) (レス) id: 4b1ede1be0 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 鬼滅とキングダムのクロスオーバーは最高ですね!更新楽しみに待ってます! (2020年6月4日 23時) (レス) id: 3c345c36dc (このIDを非表示/違反報告)
いぶ - 面白いです!ついにキングダムにもクロスオーバの時代が! 更新応援してますうう! (2020年5月30日 21時) (レス) id: 4556abf82f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:結希 | 作成日時:2020年5月30日 15時

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