《ハイキュー》《鬼滅の刃》栗花落カナヲの双子の妹は烏野に通うようで...？

17話:一時東京へ ページ23

【しのぶです。カスミ、一度東京へ帰ってくれませんか？東京で鬼が大量発生しているんです。柱は北海道や沖縄、九州に行ってて、今は東京には二人しかいません。私と冨岡さんだけです。万が一上弦が来た時に対処が難しいです。大会間際で申し訳ないですが、よろしくお願いします。】
〖はい。了解しました。星柱、栗花落カスミ、東京へ帰還致します。しかし、その間宮城はどうするつもりで？〗
【一般隊士が向かいます。幸い、鬼が大量発生した事例はありますが、どれもその期間は多地域で十二鬼月の目撃情報はありません。】
〖分かりました。〗
プツン
明日からインターハイ予選。そんな時に、鬼の大量発生......見れると、思ったのに。
『大地にぃ.......』
澤村「ん？どうした？」
『インターハイ予選、行けないです.....仕事が、今いる人員じゃ回らないらしくて.....』
澤村「っ？！そうか。残念だな.....」
『毎日、電話します。話、聞かせてくださいね？』
澤村「お、おぅ！」
菅原「カスミ来れないのか.....ま、頑張んべ！」
清水「無理はしちゃダメよ？怪我したら休むこと。いい？」
『はい。』
姉さんからも言われてる。そういえば、あれ.....みんな喜んでくれるかな。


清水「.....頑張れ。」
最後に、武田先生と私と潔子ねぇで一生懸命洗ったりして綺麗にした横断幕を見せた。潔子ねぇが最後に頑張れって言った時、みんな泣いてた。声も出てない。
『私は、仕事上今回のインターハイを見れません。でも、東京からでも応援してます。頑張ってください。』
ブワッ
え？泣くの？
澤村「妹の成長を見た気がする......」
菅原「そうだな！負けらんないべ！」
絶対に勝って欲しい。せっかくあそこまで頑張ったんだから。



ザシュッ
これで25体目。東京にきて3週間がたとうとしていた。おかしい。一日に2体斬る日もある。他の隊士からの情報だと、鬼の発生量はすごく増えている。それだけ人が鬼にされてるんだ.....そろそろ人の減り具合が不自然になってきたな。鬼殺隊の存在は隠し通せるかな。
蓮華「任務完了！任務完了！栗花落カスミ！任務完了！宮城二帰レ！」
『蓮華。わかった。』
インターハイ予選、終わってる。みんなは勝ち進めてない。でも、最後まで見ていたかった。
『青葉城西......次は勝つ。』
離れていても、私は烏野の一員だから。
しのぶ「カスミ、感情を.....」
『感情.....今は、とても楽しいです。』
しのぶ「よかった！」
バレーボールを知れて、良かった。

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