幻想入りをご所望ですか？

吸血鬼、桁違い ページ15

幼馴染たちからの質問攻めから小3時間

『も、もう勘弁してくれぇ』ﾊﾞﾀﾝ

魔「あっ、やっべ」

霊「取り合えず運びましょうか」

魔「そだな」

《余の扱い酷くない？》



『ふぅ〜。運んでくれてありがとうな』

霊「いいよ。私たちこそごめんなさいね。久しぶりの再会に興奮しちゃって...」

『構わんのじゃ〜』

魔「あのさ、気になってたんだけど」

魔「A。私らが来る前何してたんだ？」

『まだ。質問があるのか...』

『うむ。簡単に言えば、確認作業だな。』

「「？」」

『ちゃんと余が、自分の剣を使えて、且、技もしっかりと出るかという確認じゃ。』

魔「へぇー。...なあちょっと見せてくれよ！」

『何故だ？』

魔「ちょっと気になるんだよな。お前の実力が」

『別に良いが...余の本気、それともある程度の剣技。どちらが見たい？』

魔「本気の剣技だな。」

『そうか。ならばここでやるとなると、かなり危険だぞ。』

魔「えぇ...」

『出来んという事もない。が、この方法が初めての奴らには少々厳しいものだ』

霊「方法って？」

『余が。異空間を作る』


《《いや、おかしいだろ》》

吸血鬼、異空間を作る→←吸血鬼、幼馴染に質問される

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す