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察しのいい南條くん ページ12

「北原…と、南條」

『……!!!』

哀葉ちゃん。割と絶体絶命のピンチである。

「なんで俺見て嫌そうな顔するのかな」

「気のせい気のせい」

虎石は咄嗟に哀葉の背に手を置いて、自分の方へ引き寄せる

「今日もデートとか大丈夫なわけ?ちなみに俺的には、役が違うから関係ないけどね」

「じゃあ言うなよ」

「ま、お前がそんなんじゃ勝ったも当然だな。愁を超えて役貰うのは俺だ」

北原の俺様は今に始まった事ではないのだが、愁や哀葉に喝を入れられてから随分と態度が変わったように思える

(ちなみに俺的には?さっさと二人とも帰ってくれると嬉しんだけどな?まじ有罪)

虎石の笑顔が引きつり始めたのを察知したのは、勿論察しのいい南條だった

「じゃ、デートの邪魔しちゃ悪いし退散しよっかな。今日のお相手は本命の子みたいだしね」

「『!!』」

どうやら、あのカフェで連れていった女である事に気づかれていたらしい。哀葉だと気づかれていないだけまだマシだろうか

「本命だぁ?こいつが本気で女好きになる事なんてない……ぅおっ!?」

「はーいはい。察しの悪い廉に空気読めなんて思った俺が馬鹿だったね。じゃあねぇ」

「おいっ!聖!!引っ張んな!!有罪!!」

無理矢理引きずられて退散

「嵐かなんかか?」

『出鼻挫かれた感じすげーな…』

「南條が察し良くて助かったわ。帰ったら、なんか言われそうだけど」

『それは…やだな。みなみん察し良すぎて気づかれそう』

現に、本命の子である事に気づかれていたのだし、その女の子が哀葉である事に気づかれるのも時間の問題だ
だが、普段から南條と哀葉は関わりがないので、長期期間の合同合宿がない限りは安全とも言えよう

「ところで哀葉さん」

『なに』

「お前からのおはようのキスがまだなんですが」

『……もう。調子いいんだから』



仕切り直して、デート先へ向かう。虎石が運転、哀葉が後ろだ
今回は少し長距離のため、交代で運転をする

「じゃ、行くか」

『はぁーい』

ぎゅっと腰に腕を回して必要以上に密着する。哀葉は彼のこの背に抱きつくのが割と好きだった

「あんま可愛い事してっと、襲うぞー」

『っ!!?』

「じょーだん。行くぞ。捕まってろよ」

少し出る時間が遅くなってしまったが、デート開始である
ここからは誰にも邪魔されない二人だけの時間だ

カフェにて→←バカップルは犬も食わない



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設定キーワード:スタミュ , 虎石和泉 , クロスオーバー   
作品ジャンル:ラブコメ
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作者名:春月 | 作成日時:2018年1月20日 23時

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