思いっきり妄想したい。

米津ファンが隣でした。ただの箸休め的な繋ぎ。 ページ9

ううー、怠い。
目覚ましの音が久し振りに辛かった。

そりゃ昨日の事が現実なら寝つけませんよ。

ノロノロと準備して出勤する。


美希「先輩、お早うございまーす！」

A「あぁー、おはよ。」
後輩の挨拶が頭に響きますよ今日は。


美希「見てくださいよ、これ！」

A
「何、どれ？」

「‥‥。」

美希が見せてきたのは今まさにノリに乗っている米津さんのPV動画。

そう、彼女はファンだった。


Aは、米ちゃんを一瞥して
視線を目の前のPCに戻した。


美希は同意して欲しそうにこちらを見ている。



美希「先輩って、本当映画しか興味ないですよね？」
「前の彼氏も映画オタでしたもんね？」


A「そんな事ないけど」

あ、発注しなきゃ‥。



美希「ああー、カッコいいなぁ。」←ニヤニヤ♡



A「そんな事ないけど。」


美希「あの長身イケメンに抱き締められたらキュン死にしちゃいます♡」←ため息


A「そんな事ないけど。」←同じくため息


美希「あんな人の彼女になってみたいなぁ♡」


A「そんな事ないけど。」


美希「先輩、分かってないなぁ。」←哀れみの目


A「ソンナコトナイケド。」

美希
「先輩、分かった風な口聞かないでくださいよ！！私ファンなんですから！！」

「ちゃんと聴いたら絶対好きになりますって！」


Aの反省点。

その1 素っ気ない返事をし過ぎてしまった。
その2 終わらせるつもりが熱くさせてしまった。


Aが改めて気悟った事。

米津さんのファンはとても多いんだなぁ。





でも美希、分かって！！！！


"本当に、そんな事ないんだけど！！！！

週末がやってくる。その1→←※本編と関係ありません。付き合って喧嘩して仲直り妄想パターン。

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