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末澤side
なんとなく、変な気はしとった。
朝起きたらなぜか疲れてる日が何日か続いた。
立ち上がるとふらっと一瞬目がチカチカとしてそっとテーブルに手を置いて呼吸を整えて。
なんなん、疲れとれてへんの?
もう若い時とは違うんやなって勝手に自己解決。
そんなことしてたらただでさえギリギリな時間がどんどん無くなっていってた。
あかん、間に合わへん
なんだかんだで準備を全部終えたら、起きた時のこのなんてもうすっかり忘れとった。
末「おはよー」
楽屋に入ったら後は俺だけやった。
小「ねえ、誠也くん朝食べました?これめっちゃうまいよ」
テーブルの正面にはスタッフさんからもらったであろうお菓子を食べとる小島。こいつ、体絞ってるんやないんか?
ま、息抜きも大事やろってことで見逃して、お菓子に目をやる。そういえば今日なんにも食べてへんわ。
ならもらおうと思ったけどなんとなく食べる気にならへん。なんでやろ、全くお腹空いてへん。
末「あー、さっき食ったわ。後でもらうー」
なんとなく、ごまかしてしまった。ほら、食べてへんとか言って心配させてもあれやしさ。
そんな日々が何日か続いた。
あんまり気にとめてなかったのは本当は心のどこかで勘づいていたのかもしれへん。
まあ、今更そんなん言っても遅いけど。
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七桃(プロフ) - 更新ありがとうございます…!!!これからも引き続き楽しみにしております! (1月26日 21時) (レス) @page3 id: b22094e66f (このIDを非表示/違反報告)
名無し71262号(プロフ) - 続き楽しみにしてます! (12月27日 21時) (レス) id: 2ea78d0701 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まちゅ | 作成日時:2023年12月25日 22時