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何気に初めての岸くんの家。
放課後に先生に呼び出しをされていた為、それを待っていてくれた勇太に案内をされて岸くんの家に行った。
女子は今日も私一人。
そして、場所は違うけどあの日のように私と玄樹くんはスマホを触り、他の男子はゲームをしていた。
永瀬「優太〜お腹すいた。」
岸「あ、そうだ。お菓子...ないんだった。」
永瀬「あ、そうなん。じゃあ、Aちゃん。一緒に買いに行こ。」
いきなり名前を呼ばれ、一緒にお菓子を買いに行こうと誘われるものだから戸惑いはしたけれど行かない理由は無い為それを承諾し、鞄を持って廉くんの後ろをついていった。
コンビニまで徒歩5分。
その5分の間、少しぎこちなかった。
コンビニに入って好きなものカゴに入れていいよと言われ、チョコレート味のアイスと自分の好きなお菓子を遠慮なく入れさせていただいた。
廉くんの買い物が終わり、来た道を歩いて戻った。
永瀬「あのさ、Aちゃん?」
『んーなに?』
永瀬「...好きな人おらんの?」
その言葉でこの間の教室でのことが頭に過ぎった。
そう言えば私、秘密って言ったんだっけ?
『...いない、よ。』
別に、いるっていう義務はないし、別にここぐらい嘘を吐かせてもらっても構わないだろう。
だけど、この選択が運命を大きく転がせた。
永瀬「じゃあさ。」
永瀬「俺と、付き合ってよ。」
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悠 稀 。(プロフ) - りーさん» ありがとうございます!現在15日まで休みをもらっていまして更新はまだ先になると思いますがお待ちください!がんばりまーす! (2018年8月13日 17時) (レス) id: 44e2d305a4 (このIDを非表示/違反報告)
りー - すごく面白いです!岸くん好きなので、楽しみにしています。頑張って下さい。 (2018年8月13日 8時) (レス) id: 29a3851b18 (このIDを非表示/違反報告)
悠 稀 。(プロフ) - 莉子さん» ありがとうございます! (2018年8月6日 15時) (レス) id: 44e2d305a4 (このIDを非表示/違反報告)
莉子(プロフ) - 毎回更新楽しみにしてます!すごく好きな作品です!頑張ってください!! (2018年8月6日 15時) (レス) id: fe73cf0ded (このIDを非表示/違反報告)
悠 稀 。(プロフ) - 雪乃瀬 沙奈さん» ありがとうございますー!! (2018年8月5日 23時) (レス) id: 44e2d305a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:悠 稀 。 | 作成日時:2018年7月30日 18時