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真島side
「…っ！」
ここまで走ってきて汗だくなのも、息が上がっているのも、そんなのどうでもよくて。
ただ、今俺の前に広がるこの光景に目を塞ぎたくなるばかりだった。
ついさっき、宮内先生からAが倒れたと連絡が入って急いで搬送された病院まで来た。
「来たか、真島」
連絡を受けて先に到着していた西田に声をかけられるも、その声に返事をする余裕もなく
ベットに横たわるAの側まで寄り、そっと手を取った。
「あら、太一くんもきてくれたの？悪いわねぇ。
この子ったら体調管理も自分で出来ないんだから全く…
迷惑かけてしまってごめんなさいね」
「いや…」
病室へと戻ってきたAのお母さんに後ろから声をかけられ、痺れる喉からやっとの思いで返事をする。
「A！！」
後ろから聞き慣れたでかい声がしたと思えば
俺と繋がれていた点滴をしていない手はいとも簡単に千早に取られてしまう。
「A、A！」
何度も必死になってAの名前を呼ぶ千早を制するように西田が口を開いた。
「おい、綾瀬。お前声でけぇよ。
貧血と疲労だってよ、死にはしねぇよ」
「…私、さっきまでAと一緒だったのに。
なんで変化に気づけなかったんだろう。
Aがしんどそうなの全然気づかなかった」
千早の言葉に俺の胸もチクリと痛む。
そうだ。
あれだけAのことを見ていたはずなのに俺はなんでこうなる前に気づけなかった？
俺はAの何を見ていたんだ。
うっすらAの目元に浮かぶクマを見てさらに自分の不甲斐なさに虚しくなる。
________新だったら
さっき、原田先生と約束したばかりなのに俺の心はまだグラグラだ。
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森かえで - 私もこの占いツクールにちはやふるの二次創作してる身なのですが、とても面白くてはまりました！次も楽しみにしています！ (2022年6月25日 18時) (
レス) @page38 id: ca390cbbff (このIDを非表示/違反報告)
藤凛ゆきな(プロフ) - こんにちは。ちはやふるが好きなのでこういう原作沿いの夢小説を探していました。更新、無理せず頑張ってください。 (2022年4月19日 16時) (レス) id: 01a5a3bde5 (このIDを非表示/違反報告)
チョコミカン - 面白いです!無理しない程度に更新頑張ってください! (2020年1月23日 17時) (レス) id: ea092a75bc (このIDを非表示/違反報告)
まな林檎(プロフ) - 更新楽しみにしています (2019年4月1日 9時) (レス) id: bb34fa5e6d (このIDを非表示/違反報告)
ルカ(プロフ) - clubwonderさん» コメントありがとうございます^ ^更新停止する前に報告するべきだったと反省しております。。すみません。嬉しいお言葉ありがとうございます！更新頑張ります^ ^ (2018年10月17日 21時) (レス) id: bd62a3e5cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルカ x他1人 | 作成日時：2018年5月22日 21時
