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玉越side
畳の上で、小学生からお年寄りまで様々な人が札を払っている。
_________府中白波会
奥から見覚えのある三人が入って来てすかさず千早が、こっちこっちと声をかける。
ゴールデンウィークは千早の提案した通り、ここ白波かるた会で合宿を行うことになった。
皆んなで前に立って練習中の白波会の皆さんに声をかける。
「府中白波会の皆さん。
今回、合宿に参加させていただきます。瑞沢競技かるた部です。
よろしくお願いします！」
千早に続いて私達も頭を下げれば、白波会の皆さんも、よろしくお願いします、と頭を下げてくれた。
「いらっしゃい」
「あ、私とAと太一のかるたの師匠、原田先生」
挨拶をし終えた私達を見かねて原田先生が声をかけてくれ、千早が始めて原田先生を見る三人に説明をする。
「この道40年、今も名人目指してまーす」
おちゃらけたように言う原田先生にちょっとした笑いが起こるが
私と太一はこの人は本気だよ、と三人とは違う意味で思わず笑う。
「ちなみに、この神社の神主さん」
太一がそう付け足せば、千早はおもむろに走り出し目の前のおっきなホワイトボードに手をかけた。
「そしてこれが、原田先生も一緒に考えてくれたスペシャルメニュー！！」
イェーイ！という声とともに私達の目の前に出された神にはびっしりにスケジュールが組まれている。
そこに書いてある予定に私達五人は口をあんぐり開け、たじろぐ。
「こりゃいくならんでも…
一試合、一時間半くらいかかるんだぜ！？」
そう肉まんくんが千早に訴えかけるも、
当の本人は聞く耳持たずといったところだ
「大会を勝ち進むと一日何試合もするよ？
それを戦い抜く体力を作るの。
じゃあ、まずは…かなちゃん！」
「へいっ…！」
千早に急に指名され、驚いたようで変な声を上げるかなちゃんに千早は行こう！っと腕を引っ張って進んでいく。
「やるぞ、駒野」
千早になにを言っても無理だと思ったのだろう。
太一も机くんに声をかけて試合の準備を始めた。
「Aちゃん、久しぶりに僕とかるたやってくれる？」
「もちろんです」
坪口さんから声がかかり、私も試合の準備を始める。
残された肉まんくんはキョロキョロと対戦相手を探しているようだが、後ろから原田先生に肩を抱き寄せられ、いやんと呟いてた。
肉まんくんの相手は原田先生だ。
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森かえで - 私もこの占いツクールにちはやふるの二次創作してる身なのですが、とても面白くてはまりました！次も楽しみにしています！ (2022年6月25日 18時) (
レス) @page38 id: ca390cbbff (このIDを非表示/違反報告)
藤凛ゆきな(プロフ) - こんにちは。ちはやふるが好きなのでこういう原作沿いの夢小説を探していました。更新、無理せず頑張ってください。 (2022年4月19日 16時) (レス) id: 01a5a3bde5 (このIDを非表示/違反報告)
チョコミカン - 面白いです!無理しない程度に更新頑張ってください! (2020年1月23日 17時) (レス) id: ea092a75bc (このIDを非表示/違反報告)
まな林檎(プロフ) - 更新楽しみにしています (2019年4月1日 9時) (レス) id: bb34fa5e6d (このIDを非表示/違反報告)
ルカ(プロフ) - clubwonderさん» コメントありがとうございます^ ^更新停止する前に報告するべきだったと反省しております。。すみません。嬉しいお言葉ありがとうございます！更新頑張ります^ ^ (2018年10月17日 21時) (レス) id: bd62a3e5cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルカ x他1人 | 作成日時：2018年5月22日 21時
