93話 ページ43
次の日、俺はお産が近い人が何人かいるから
どうしても仕事を休むことができず。
蒼真は兄ちゃんと一緒に
篠原家に向かった。
「なんでそんなにそわそわしとるんや。
仕事に支障きたすなよ？」
「誠司さんの言う通りだよ、晴生」
見学に来ている鶴にも注意されるくらい俺は
落ち着きが無くなっていた。
「だって、蒼真がどうやってるか不安で…」
「ママかお前は…。
そろそろ蒼真断ちしたらどうなんや」
「そうだよ、
なのに光貴くんのことは結構放ったらかしだろ」
誠司くんと鶴からの集中攻撃。
「光貴は全然可愛くない弟だから！
蒼真に比べたら全然だから！」
誠司くんが大きなため息をつく。
「お前なぁ。
そういう奴こそなんか抱えてんやないんか。
分かり合おうとしてないとか
気持ちに気づいてあげれてないとか」
「そうなのかなぁ…」
そうなのかもしれない。
ちゃんと向き合ってないだけで。
母親替わりになろうと必死だったけど、
手がかかるやつでもなかったから放置してた。
俺や兄ちゃんよりは
雨生や蒼真と仲が良かったから。
これからは声かけてみるか。
でもどのタイミングで話しかけたらいいんだろう。
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朱々璃(プロフ) - こんぺいとうさん» 閲覧ありがとうございます！コメント頂けるとやる気起きます笑 少しずつですが頑張ります(^^) これから、兄弟一人一人の恋事情も挟みますのでお楽しみください！これからもよろしくお願いします (2017年11月13日 12時) (
レス) id: e291ea7c47 (このIDを非表示/違反報告)
こんぺいとう(プロフ) - すごく面白いです！更新頑張ってください！楽しみにしています！ (2017年11月11日 23時) (レス) id: 44526260a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朱々璃 | 作成日時：2017年11月2日 1時
