90話 ページ40
2人で仲良く洗濯物を干して
新しい看護師さんに会いに中に入った。
ちょうど検診が終わったらしい妊夫さんを
送り出している誠司くんと新しい看護師さんが
待合室に出てきていた。
「晴生？」
聞き覚えのある懐かしい声だと
すぐに思った。
もしかして、
「鶴？」
急いで顔を覗かせると旧友がいた。
鶴岡瞬。
高校時代の仲のいい友達だった。
「え？2人とも友達だっただったの？
よかったね！」
亜由美さんのテンションの高い声が響く。
確かにそうだ。
これから、鶴とタッグを組んでいくんだから。
最高に嬉しい。
「これからよろしく！」
2人してぎゅっと固く握手を交わした。
そこから入院してるお母さん方の少し早い晩御飯を2人で作って、
おやつ替わりに食べながら懐かしい話に花を咲かせた。
久しぶりの友人はものすごく楽しくて。
「ハル、そろそろ蒼真の迎え行かんでええんか」
奥から誠司くんの声がする。
時間を忘れてしまっていた。
「やっば！急いで行ってくる」
「じゃあね、晴生。蒼真くんにもよろしく」
鶴にも今の蒼真のことを話した。
昔うちに何度か来た時に小さな蒼真に会ったことがあって、「まさかお母さんになるとは」と驚いていた。
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朱々璃(プロフ) - こんぺいとうさん» 閲覧ありがとうございます！コメント頂けるとやる気起きます笑 少しずつですが頑張ります(^^) これから、兄弟一人一人の恋事情も挟みますのでお楽しみください！これからもよろしくお願いします (2017年11月13日 12時) (
レス) id: e291ea7c47 (このIDを非表示/違反報告)
こんぺいとう(プロフ) - すごく面白いです！更新頑張ってください！楽しみにしています！ (2017年11月11日 23時) (レス) id: 44526260a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朱々璃 | 作成日時：2017年11月2日 1時
