RMPGのゆるふわ姫ちゃん

OFF 2日目 Part2 ページ37

『ん?なっちゃんはコレがいいって?』

堀｢これが似合うと思ったから。｣

渡したのは黒のウエストがキュッとしたAラインのワンピース。


『あんまりきたことないよ、こんな大人っぽいの』

堀｢大丈夫似合うから。｣

そういったまま彼女を試着室まで連れてく。

堀｢はい、着てきて｣

無理やり中に押し込んで近くの椅子に座って待つ。

数分して

『なっちゃん〜。』

堀｢着た?｣

『きれたけどー、大人っぽすぎないー?』

カーテンを開けて目の前に現れた彼女を見て
想像以上に可愛くて自分でもビックリしてる。
むしろ、顔が熱いと感じる。

『どう?なっちゃん。』

堀｢似合うよ。｣

動揺してるのを隠すためにいつもより冷たく言ってしまった。

『似合わんなら似合わんっていってや。』

堀｢本当に似合うよ。｣

『う〜』

そういって唸りながらカーテンをしめた。

少しして他に手に持ってたやつも着てきたのか買うものと買わないものを分けていた。

俺が選んでたのはちゃっかり買う方に入ってる。
うれしい。

『いっぱい可愛いのあったから
気に入ったやつだけ買う！』

堀｢そっか。｣

ルンルンでレジに向かう彼女
いざお会計をする。

彼女が財布をゴソゴソ漁っている間に
堀｢これでお願いします。｣

ｽﾀｯﾌ ｢カードで頂戴します｣

『えっ！？
なっちゃん！？』

焦り出すA

堀｢俺のも選んでくれて嬉しかったから買ったげる｣

『でも......』

堀｢このワンピースきてまた俺と出かけてくれる?｣

そう頼むと

『...もちろん！』
笑顔で答えてくれる。

小さい時から変わらないこの笑顔を今でも可愛いと思うのは俺が心底Aのことを好きだからなのだろう。

ｽﾀｯﾌ｢とっても素敵な彼氏さんですね！｣

『へっ！？』

驚くA

堀｢ありがとうございます！｣

お店から出て

『なっちゃん、ありがとう！』

堀｢いいえ！
あのワンピース姿見るのは俺が1番だからな?｣

『お約束守らせて頂きます！』

堀｢よろしい！
んで、他に行きたいとこは?｣

『アクセが見たいのです！』

堀｢はい。行こうか。｣

また俺のおすすめのお店に行く。

一通り見て好みのがあったらしく買いに行っていた。

俺は外で待つと少しして戻ってきた。

堀｢買えた?｣

『うん！バッチリ！』

堀｢そっか！
よし、飯食って帰るか！｣

『うん！』

その後、ご飯を二人で食べに行って
だいぶ遅くなったので
寮まで送ると言ったのだが
大丈夫と言われたが半ば
強引に送ることにした。

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