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67*一位は… ページ23
「お願いしますっ！！」
「おん。」
いよいよアンカーの大倉くんにバトンが渡された。
只今の順位は8組中4位。
「大倉速いなぁ♪」
相葉さんが目をキラキラさせる。
どんどん追い抜いて2位にまでやってきた。
ここで勝てば8組は優勝。
優勝すれば確か…
ホテルのバイキングの招待券が貰えるのでしたっけ…？
なんか…すごい学校ですね。
気づけばゴールはもうすぐで、大倉くんは一位の人を抜いたり抜かれたり。
僅差で争っている。
私は大きく息を吸う。
「大倉ぁぁああ！！頑張れぇぇぇ！！」
私の声が届いたのか
大倉くんがニヤッと笑ったかと思うと、スピードをあげて一気にゴールした。
パンパンッとピストルの音がする。
ワーっと歓声が聞こえる。
「やったぁ…。」
ものすごく嬉しくて泣きそうです。
「よかったね、Aちゃん」
感動のあまり声が出なくて、会長の言葉に激しく頷いた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
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作者名：∞ルナ∞ | 作成日時：2017年1月6日 17時
