私と不良と生徒会。2 【ars&∞】 (ページ19)

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63*ある意味ページ19

戻ったときには、自分の席につく様にアナウンスが流れていた。

ぞろぞろと応援団の人が衣裳を着てやってくる。

生徒席の後ろの方から私達は応援することになった

　

…んですけど、横からの視線がすごいです。

「ほんま可愛えぇなぁ♪」

安田さんはずっとこればっかり。

「似合わへん。似合わへん！！」

渋谷さんはこればっかり。

似合わないことぐらい知ってますよっ！！

「絶対似合わへん！！」

「似合ってる、と言ってはります。」

「通訳来た(笑」

「どうも、通訳丸山です。」

丸山さんがキリッとした顔で私を見る。

　

「っ…(笑」

「えぇ！？笑うん！？決め顔やったのに…。」

「いやっ…いつもの丸山さんからそんなかっこいい決め顔が来るとは思わなかったので…(笑」

「かっこよくて笑われるって…(笑」

櫻井さんが楽しそうに笑った。

　
　

「すばる…素直になりぃや。」

「…。」

「あ～あ。行ってもうた。

子供やなぁ、すばるは。」

「分かりやすいやつやから、ある意味素直なんやけどな(笑」

「おぅ…。ヨコが言うとは思わへんかったわ。

お前ほど分かりやすいやつも、そうおらへんで？」

「え！？俺、分かりやすいん！？」

「…お、リレー始まるで。」←

　

「ちょっ…ヒナ！？答えてぇや！！」