私と不良と生徒会。2 【ars&∞】 (ページ17)

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二宮さんにお姫様抱っこをされながら戻ってくると、りんちゃんと雫ちゃんがいた。

「補欠の子と一緒にいてさ。

大丈夫ですかってものすごく心配してて。」

松本くんが説明してくれる。

「A…ごめんね？あんなに燃えてたのに…。」

「私達のせいで…。」

涙目になっている雫ちゃんの頭をそっと撫でる。

「二人のせいじゃないですわ。気にしないでください。

ほらっ、もうすぐリレー始まりますよ？私、応援してますから。頑張って！！」

私がそう言うと、ニコッと笑って頷く。

「絶対勝つから！！」

最後にそう言い残して、二人は走って行った。

「俺らもそろそろ行かないと。

ほら、大倉！亮！！行くぞ！！」

「あっ…まだ…唐揚げが…。」

「大倉、お前いつまで食べてんの！！」

松本くんが大倉くんと錦戸くんの腕をグイグイ引っ張っていった。

　

「よし、じゃあAちゃん。着替えようか。」

会長が微笑みながら言う。

「え？何でですか？」

「着れば分かるよ！ほらほら！！」

相葉さんにグイッと腕を引っ張られる。

　

「…俺らはどうすればええんやろ。」

「完璧放置プレイですやん♪///」

「…なんで嬉しそうなん？」

「ヤス、聞いたらアカン。ほっときぃ。」

「了解。」

　

「ほっとかれるのは嫌いじゃありませんっ！！///」