1話目 ページ3
やっほー私の名前はA!
私は春雨第七師団の団長補佐を務めてるよ!
プライバシーもプライベートもデリカシーもない船内で紅一点頑張ってます♪
「何もないとこに向かって何やってんだA」
怪訝そうに見てくるおじさんは阿伏兎っていう団長の子守をやってる人
「おい無視すんなよ、おじさん泣いちゃうぞ。っていうか最初っから全部丸聞こえだけど....」
ドガァァァン
『今のは聞かなかったことにしてね?』
阿伏兎に壁ドンをお見舞いする
「お、おう」
団長といいAといい、ここにはすっとこどっこいしか居ねえのか
と頭を掻き、呟きながらその場を離れる阿伏兎
最初っから聞かれてたなんて恥ずかしすぎるよ
語尾に音符つけるようなキャラじゃないし
...いけね!もう始業時間じゃん
タタタッと阿伏兎の背中を追う
うちの師団の仕事は殆ど阿伏兎が指示を出している
本部からの命令だったり、神威の始末書だったり
うちの団長は殆ど仕事をしないことで有名
始業時間に起きていること自体が稀
「あのすっとこどっこいはまだ起きてねえよなあ」
「起きてたら船内に槍の雨がふるよ」
阿伏兎さんのため息を眺めた
かわいそ.....
「私起こして来るよ」
「いいのか?精神も体力も磨耗されるから無理にとは言わねえよ」
どんだけ苦労してるんだ
その台詞だけで普段の苦労が滲み出ていて
少し笑えて来る
「いいよいいよ。いつも阿伏兎さんの役目だし、たまには休みたいでしょ?」
「ありがとうなお嬢」
阿伏兎さんは叔父さんのような存在だ
いつも頭を撫でてくれる
いろんな時に私の頭に手を置く
それは嫌な気分ではないし
たまに呼ばれる“お嬢”も気に入っている
とりあえず神威を起こしに部屋へ向かう
163人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
迷い猫 - 神威の一人称が僕になってますヨ! (2021年11月2日 7時) (レス) @page4 id: 0f483562a2 (このIDを非表示/違反報告)
lica(プロフ) - ゆるさん» ありがとうございます\(//∇//)\ (2020年7月16日 15時) (レス) id: a09501c7ae (このIDを非表示/違反報告)
ゆる - すごく面白いです!更新楽しみにしてます! (2020年7月2日 16時) (レス) id: 647e80459a (このIDを非表示/違反報告)
lica(プロフ) - 神威さん» コメントありがとうございますヽ(*´∀`) リクエスト頂いた内容で早速書きたいと思います!ありがとうございます! (2020年5月25日 10時) (レス) id: a09501c7ae (このIDを非表示/違反報告)
神威(プロフ) - 読んでてとってもキュンキュンします!笑これからも期待してます!さっそくリクエストさせていただきたいんですけど神威の部屋でお家デートしたみたいな短編見てみたいです!難しいかもしれませんが出来たらやって欲しいです!m(*_ _)m (2020年5月25日 2時) (レス) id: 16991fe54c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:lica | 作成日時:2020年5月7日 15時