オメガな原石の反応集 (ページ4)

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【hk】
『番にならなくても良いから、貴方の側にいる事は許してほしい』
言ったら迷惑だと思うから気付いても絶対口にしないし極力近づかない。
話す時も基本つっけどんな態度なので、貴方は"嫌われているなぁ…"と思う。
そんな事が続いたある日、突発的に起こったヒートで倒れてしまった北斗を発見。
誰も居ない仮眠室のベッドへ寝かせ、ピルを飲ませる為に北斗の鞄を漁ると、無くなっていたと思っていた貴方のペンやハンカチが入っていた。

『気持ち悪いよね。ごめんなさい、ごめんなさいっ……!』

ポロポロ泣き始める北斗に貴方はギョッとする。
事情を聞くと、運命の番である貴方に対する抑えきれない感情を私物から微かに香る匂いで紛らわせていたらしい。

『これ全部返すから。会うのもこれで最後にする……』と取った私物を泣く泣く差し出す北斗の手を押し返すと、キョトンとした子犬の様な瞳と目が合う。
これは北斗に持っていてほしい、もっと北斗の事を教えてほしいと優しく伝えるとみるみる顔が紅くなった。

『あの、じゃあ……お友達からでオネガイシマス』

お友達になった後も、暫くは失物に悩まされますが気にしないであげましょう。

【yg】
『Aの周りには、俺より良い人いっぱい居るから』
相手の幸せを想うが故、自分に自信がないタイプ。
でもついつい貴方を甘やかしてしまってお互いズブズブになっちゃうし、近くにいる時は無意識に周りのΩをフェロモンで牽制してる。
辞めないといけないとは分かりつつも、友達以上恋人未満な状況に安心してる自分がいる。

いつかAに、本当に好きな相手が出来たら笑顔で祝福しよう。
そう思っていたのに、いざ他の相手と仲良くすると、内心穏やかじゃない。
__最近あいつといい雰囲気じゃん。
__次は俺じゃなくてあいつ誘ってみれば？
__俺はお似合いだと思うけど……。
気遣う言葉を並べるが、いつか限界がくる。

『ねぇ、俺いま笑えてる？』

不器用に笑う高地を全力で抱き締めて上げてください。
お前"が"良いに決まってんだろーーー!!!!