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グイッ


引っ張られた方を見ると


A「みっちー…」


道「ごめん、びっくりした?」


A「う、ん」


道「なんかあった?」


A「いや、別に…」


みっちーか、と安心してたら


チッ


と舌打ちが聞こえた


え、と思うとたまたま視界に入った


カーブミラーに全身黒の服を着て


黒のキャップを被った男の人と目が合った


ニヤッ


A「っ……!!」


バサッ


丈くんに買ってもらった、コンビニの袋を落としてしまった


道「A?」


怖い怖い怖い


道「Aどうしてん!」


A「みっち、っ…」


足が動かなくなった


道「A?A?」


A「っ、ハァハァ」


道「A、歩ける?」


首を横に振ると


道「捕まって」


みっちーに抱っこされて


道「とりあえず走るな」









私の家の前に着いた


道「ん、着いたで」


A「ありが、と」


みっちーが降ろしてくれたけど、震えは止まらなくて


道「ご両親の方に相談しや」


A「1人暮しやから…」


道「え?」


A「ありがと、」


道「え、ちょ待って!」


A「……」


道「そんな状態で1人にさせれへん」


A「でも」


道「Aの家泊まっていい?」


A「へ」


道「ごめ、嫌やんな」


A「お願いします…」


道「ほんまに?」


A「うん」


道「長尾とかの方がいいんちゃう?」


A「なんで、」


道「仲良いし」


A「ううん、みっちーがいいです…」


道「え、あ、じゃあ泊まらせてもらいます」


A「ありがとう」


道「着替えとか持ってくるわ」


A「大丈夫、あるから」


道「え?」


A「康二くんとか、誠也くんがくれた服」


道「あぁ、そっかそっか」









A「お風呂沸いたから、入っていいよ

着替え置いとくし」


道「ん、ありがと」


泊まって貰うってなったけど、冷静になってから


やばい





さっきの人誰なんやろう


気になるような、ならないような


そんなことを考えてたらみっちーが上がってきた



道「上がったで」


A「ん、入ってくるね」



色んな意味で今日は





寝れなそうです


.

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作者名:(?)はるる | 作成日時:2018年12月21日 1時

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