在原守人 △嫉妬させたい �� ページ38
「はぁぁぁぁ」
重い溜息を落とす。只今、私、月影晴菜はクリス、麗奈と共にカフェで作戦会議中だ。
「晴菜〜!元気出しなさいよ!幸せ逃げるわよ?!」
クリスが呆れたように私を見る。それもそのはず。だって、私がこの二人を収集したのは他でもないモリのことについてだ。
「だってさぁ……モリにヤキモチ焼かせようとしても、あの聖母並みの心の広さに受け入れられちゃうんだよ……」
今回の作戦内容はモリにヤキモチを焼かせること。モリの彼女になってからというものの、やることはやったが、その時も怒っているような顔は見れなかった。
「晴菜はほんといい彼氏をもったよねぇ〜」
麗奈ちゃんがお茶をすすりながら言う。
それに私が不服を唱え、クリスがたしなめる。こうして、私達の作戦会議は幕を閉じたのでした……
次の日には早速作戦開始!!
まず、モリに挨拶する前にソウに挨拶をする。
「ソウ、おはよー」
「あぁ、はよ」
さぁ、どうだ?と思い、モリの方を見ると……モリは空と談笑しているではありませんか……!
いや、それ自体は決して珍しいことじゃない。だって、空を見つけるなり、君が大原空!?って言っちゃうぐらいだから。
でも、私が他の男子と話しててこっちを見てない事なんてなかったからビックリしたのだ。
「気を取り直そう!」
そう言って自分の頬をぺちんっと叩く。
次は他の男子と談笑する!作戦。
ここで麗奈ちゃんの言葉を思い出す。
『そうだなー、話すんだったら他のユニットがいいね。例えば翼さんとかがいいかも。この手の話題が大好きだから、あの人』
ということで、SolidSの共有ルームの前に来た。コンコンと扉を叩く。すると中からはーい、と声が聞こえ、扉が開かれる。中から出てきたのは我らがお兄さん里津花だった。
「あれ、晴菜ちゃんどうしたの?」
「あー、里津花さん、翼いますか?」
私がそう言うと里津花さんはすべてを察したように、頷き、翼を呼びに行った。
しばらくすると、パタパタという足音と共に翼が出てきた。
「Ciao〜晴菜どうしたの?」
「Ciao！翼、折り入ってお話がございまして……」
そこから翼に作戦のこと、モリにヤキモチを焼かせたいことを話した。途中翼は笑いをこらえてたので軽く叩いてやった。
まぁ、笑いながらも協力してくれるところが翼の良いところだと思う。いい友人を持ったなとも思う。
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春加星流(プロフ) - 奏音さん» はい。了解いたしました！一つ質問なのですが剣くんの妹で誰かと恋愛するという形なのでしょうか？それともただ剣くんの妹として可愛がられている方でしょうか？ (2017年11月28日 8時) (
レス) id: a8e2b72fb1 (このIDを非表示/違反報告)
奏音 - リクエストで、剣介君の妹のやつ書けますか？ (2017年11月25日 16時) (レス) id: 78c4449526 (このIDを非表示/違反報告)
一葉(プロフ) - 春加星流さん» 申し訳ありません！リクエストを編集してもよろしいでしょうか？守人の話を書いて頂けますか？ (2017年11月22日 19時) (レス) id: c41cc6cead (このIDを非表示/違反報告)
春加星流(プロフ) - 華麗琶さん» 遅れて本当に申し訳ありません……！大ちゃんこれでよろしかったでしょうか…？ (2017年11月22日 0時) (レス) id: a8e2b72fb1 (このIDを非表示/違反報告)
春加星流(プロフ) - やっと入れましたー不具合なのか全く入れなくて……また一週間後から更新再開します！！それはそうと、プロアニ最高ですね (2017年11月20日 15時) (レス) id: a8e2b72fb1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：春加星流 | 作成日時：2017年5月12日 4時
