Impossible Love 2

knt×yms ページ1

彰吾side



『やましょぉぉぉぉ、すきぃ〜！』


「あー、はいはい」


『ねぇっ！こっちむいて！』


「もうなに……っ？！」


「おまっ、メンバーの前ですんなアホ！｣




今日も俺の彼氏は騒がしい、うるせぇ

…耳に蓋しときたいわ




口の利き方でわかるやろ？

餃子見るとドキドキする奴、もとい神谷健太



今メンバーで飲んでんじゃけど完全に酔ってる

ってか、酔すぎ





陣「健太〜飲みすぎちゃう？」


陸「けんたきょーやぁばいねぇ」


岩「陸さん、健太さんそれくらいにしとき？」



そりゃ心配されるだろう
健太が飲んだ酒は俺の陣地まで置いてあるから




「おい、健太」


『ん〜、なぁに？』


「酔っ払い野郎の介護なんてしたくないんだけど？」


『そっかぁ、じゃあまだのむぅ〜』





……は？なにこいつ、ふざけてんの？喧嘩売ってる？

俺いま介護したくないって言ったよね？


あーもう、、、




『ちょ！おれの！』


「はぁ？渡すわけないじゃろ、帰んぞ」




健太から無理やりジョッキを奪い取って遠くへ置いてバッグを持つ

当の本人はまだ〜とか言いながら取ろうとするけど、樹に奪われる、ナイス。

またもや無理やり健太の腕を引っ張るとフラッとなるからおぶってやる、うん。俺優しい





「じゃ、先に｣


陣「お金払っとこか？」


｢いやいいっす。あとで全額こいつに払わせるんで｣




そういうとガハハとメンバーが笑う

まぁ、当たり前。罰だし



金を払って店を出て、適当にタクシーを拾って帰る



家に着いてレシートを改めてみると相当な額

飲みすぎだろほんとに…




「健太、水飲んで」


『ん〜……やましょーのませて？』


「無理」


『もぉ〜けちだなぁ』




渋々水を受け取って飲んだ健太

はぁ、まじで面倒臭い




『やましょーどこいくの？』


「風呂入ってくる」


『ふーん』





いや聞いてきたくせになんなん。意味あった？

とりあえず疲れたから風呂に入る。ほんとに風呂って最高、癒される




この間、健太が何をしていたのか。
呑気に湯船に浸かってた俺はまだ知らない

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