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五条Side



「とりあえず呪術師とか、やってみない?」

『めちゃくちゃ急だね〜

なんか詐欺っぽい。

悟の見た目も不審者っぽいし』





悟が不審者っぽいのは今更か、とAは目を細めて笑う。





「…………まあ、確かに否定できないね

でも、呪術師になって欲しいって思ってるのは本当だよ。

何かないの、嘘を見破るみたいな魔法。

僕が本気だってこと分かってもらうための魔法」





少し声のトーンを落として、目隠しの奥から真っ直ぐにAを見つめる。

こっちは本気だ、という気持ちを態度で表す。

するとAは同じように真っ直ぐ僕を見つめ返し、少ししてからふっと軽く微笑んだ。





『あるにはあるよ。

開心術って魔法とかね。

これは相手の心に入り込むことが出来るもの。

あとは、真実薬っていうのもある。

これは魔法ではなく魔法薬だけどね。

飲んだ人は全ての秘密を洗いざらい話してしまう、いわゆる自白薬だ。


ラッキーなことに、私は開心術を使うことができるし、真実薬も持っている。


だけど、このどっちも使うことは好きじゃない。


…………信じるよ。

悟はなんかこう……胡散臭いって言うんだっけ?そんな感じがする。

でも、詐欺師って感じはあんまりしない!』

「あんまり、って……少しはするってこと?

酷いなあ」

『ふふふ、まあまあ、そこは聞き流してよ。

ところで、呪術師になるはいいけどさ、呪術界?のこと知らなさすぎるのは問題じゃない?』

「それはだいじょーぶ!

呪術師になるために、Aには東京都立呪術高等専門学校に通ってもらいます!」

『私19歳だけど入れるの?』

「大丈夫大丈夫!!

学長には僕から話つけとくからさ!」

『……ふむ、じゃあその辺は全部任せる

ちなみに、途中で嫌になったらすぐに辞めてもいい?』

「もちろん」

『じゃ、決まり!


行くよ、えっと……東京都立……呪術……専門?学校?』

「そこ詰まらずスラッと言えたらカッコよかったのに」

『うるさいよ』


「じゃあ話はこれで一旦終わりにして、好きなご飯頼んでいいよ

特別に奢ってあげるから!

そろそろお腹すいてくる頃でしょ、もうお昼だし」

『わー!やったーーありがとう!!』









(オムライスくださーい!!

あとチョコパフェも!!)

((物凄い顔がキラキラしてる……))

(あ、僕はオムライスとフルーツたっぷりパフェで)

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さん(プロフ) - coralさん» なので呪文の効く効かないだとかそういう細かい(?)所は目をつぶっていただけると幸いです。最後に、色々意見頂けて有難いのですが、今の所内容を変更する予定はありませんのでご理解頂けると嬉しいです。 (2021年3月21日 19時) (レス) id: 22b39d8ca2 (このIDを非表示/違反報告)
さん(プロフ) - coralさん» 爆破呪文は使っていますが消去呪文は使い方に迷ったので使わないことにしています。序盤でアバダケタブラを出したのは普通に温存とか全く考えていなかったからですね。二つの別の世界を無理矢理くっつけているので、私の力量ではどうにも矛盾が出来てしまいます。→ (2021年3月21日 19時) (レス) id: 22b39d8ca2 (このIDを非表示/違反報告)
coral(プロフ) - 自分の作品でもないのに長々と失礼致しました。 (2021年3月20日 23時) (レス) id: 76a1fad787 (このIDを非表示/違反報告)
coral(プロフ) - また、アバダケダブラはそもそも対生命体の呪文ですから、他の魔法が効かない設定であればアバダケダブラも通用しないのではないでしょうか。どちらかというと守護霊呪文で身を守る方が対呪霊には良いのではないかとも思います。 (2021年3月20日 23時) (レス) id: 76a1fad787 (このIDを非表示/違反報告)
coral(プロフ) - 呪力を込めて魔法を使っている、などとして爆破呪文や消失呪文を使わせたりはしないんでしょうか?アバダケダブラは最強の呪文みたいなものなので、序盤に出してしまうのではなく温存しておいた方がいいのではと思った次第です。 (2021年3月20日 23時) (レス) id: 76a1fad787 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さん | 作成日時:2021年1月4日 15時

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