番外編６ ページ40
【変身術】
とある日の午後。
雨上がりの優しい光の中、1匹の9本のしっぽがついた狐がベンチで眠っている。
そこに近づく3つの影。
パ｢Aどこいったんだろうな？｣
真｢ったく、これからみんなで飯行こうってのによ｣
棘｢すじこ……
？……ツッ、ツナ！！｣
急に棘が大きな声を出し、ある方向を指差す。
真希とパンダもそちらの方を見ると、ベンチの上に狐が寝ているのが目に入った。
しかもその狐には9本のしっぽが着いているのが見える。
真｢九尾の妖狐……？特級仮想怨霊……？じゃ、ないよな？？｣
パ｢高専内に呪霊が入れるはずがないだろ、さすがに違う……はず｣
恐る恐る、といった様子で3人はその狐に近づく。
パ｢呪力……それなりにある、けど……特級ってほどでは無いよな。呪霊ぽさ？もない｣
棘｢しゃけ｣
真｢……この狐、呪霊じゃねえな
眼鏡外しても見える｣
パ｢まじか、じゃあなんなんだ？｣
棘｢ツナツナ｣
棘が近くで木の枝を拾ってきた。
その枝で狐をつんつんとつついてみる。
するとすぐにピクリと動き、ゆっくりと目を開いた。
しょぼしょぼと目を開いたり閉じたりを繰り返しながら狐は体を起こし、そのまますうぅっと人間の姿に変わった。
『あ〜よく寝た〜』
真「……は、A？」
『ん？Aだよ、起こしてくれてありがとう』
パ「もう本当にA何者なんだよ……実は人間に化けてる狐なのか？そうなんだろ？」
『いや私は魔法使いだよ。いま狐になってたのも魔法だよ』
雨上がりで水たまりが太陽の光に照らされ景色が美しかった、それでテンション上がって久しぶりに変身術の一つである「動物もどき」の練習をしていた、そのうち眠くなってきて変身した姿のまま眠ってしまった。
ということを宇宙猫状態になっている３人に説明した。
『動物もどきっていうのは、ある特定の動物に変身できる魔法であって、人それぞれなれる動物が違うんだよね。
私の場合は九尾の狐。ちなみにこの狐は特殊でね、狐の状態からさらに他の動物に変身できるんだ』
真「えー、とりあえずAは狐とかその他の生き物に変身できるってことだなよし理解出来るわけないだろ」
『無理するな、真希……』
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
ご都合主義通ります。人間→狐以外の動物は無理だけど人間→狐→狐以外の動物は可能。
いや狐は人に化けるだけでしょとか言わないで。。この作品の中では狐は他の動物に化けれるの！
話まとまらん！
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さん(プロフ) - coralさん» なので呪文の効く効かないだとかそういう細かい(？)所は目をつぶっていただけると幸いです。最後に、色々意見頂けて有難いのですが、今の所内容を変更する予定はありませんのでご理解頂けると嬉しいです。 (2021年3月21日 19時) (
レス) id: 22b39d8ca2 (このIDを非表示/違反報告)
さん(プロフ) - coralさん» 爆破呪文は使っていますが消去呪文は使い方に迷ったので使わないことにしています。序盤でアバダケタブラを出したのは普通に温存とか全く考えていなかったからですね。二つの別の世界を無理矢理くっつけているので、私の力量ではどうにも矛盾が出来てしまいます。→ (2021年3月21日 19時) (レス) id: 22b39d8ca2 (このIDを非表示/違反報告)
coral(プロフ) - 自分の作品でもないのに長々と失礼致しました。 (2021年3月20日 23時) (レス) id: 76a1fad787 (このIDを非表示/違反報告)
coral(プロフ) - また、アバダケダブラはそもそも対生命体の呪文ですから、他の魔法が効かない設定であればアバダケダブラも通用しないのではないでしょうか。どちらかというと守護霊呪文で身を守る方が対呪霊には良いのではないかとも思います。 (2021年3月20日 23時) (レス) id: 76a1fad787 (このIDを非表示/違反報告)
coral(プロフ) - 呪力を込めて魔法を使っている、などとして爆破呪文や消失呪文を使わせたりはしないんでしょうか？アバダケダブラは最強の呪文みたいなものなので、序盤に出してしまうのではなく温存しておいた方がいいのではと思った次第です。 (2021年3月20日 23時) (レス) id: 76a1fad787 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さん | 作成日時：2021年1月4日 15時
