ホグワ−ツ卒業生が呪術師として無双する話【夢術廻戦】

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夢主side
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『え、何これきっも！え、え？？ちょ待って、こんな魔法動物いたっけ？？』

「A、どうしたんだ？ついに頭がおかしくなったのか？」





ホグワーツでのヴォルデモートとの最終決戦の後、なぜか変な生き物が見えるようになった私は、変な生き物がいるー！きもいー！と無邪気に騒いだ結果、友人に変な目で見られ、傷心し、母国である日本に帰ることにした。

日本にはあのキモいやつはいないだろう……。私はこの日本で魔法薬を売って生計を立てていくんだ…………！！



飛行機から空港へ降りると、そこにはあの変な生き物のいない優しい世界が＿＿＿＿＿



なかった。。。





『え、いるんだけど』





普通にいたー！！あのキモいやつ！！いろんな人の頭だとか肩だとかにくっついてるし、なんか滑走路の上をノロノロ歩いてるし！！

ええ、嘘でしょ……日本にもいるのかよ……


そんなー、ひどいよー、なんてこったーー、なんて考えながらトランクを受け取りまともに周りを見ずトボトボ歩いていると、いつの間にかちょっと薄暗くて人気のないところに来てしまっていた。






『ん？どこだここ、空港ではあるけど……一般人は普通入っちゃいけない裏側的な？やべー早く出ないと怒られる』

「ﾄﾍﾞﾅｱｱｱｱｱ"ｲﾌﾞﾀﾊｱｱｱｱｱﾀﾀﾞﾉﾌﾞﾀﾀﾞｱｱｱｱ"ｱ"」

『ﾋｮｯ！！』





出入口の方へ踵を返した瞬間、後ろからキモいやつ来たー！しかも巨大！

やっぱりここ来ちゃいけなかったー！！

コイツも多分あの変な生き物と同類だよね！？





『えぇ、どうしよう。とりあえず逃げる？』





一応、倒すことはできると思う。イギリスにいる間に魔法で倒せないかなーと思ってやってみたら、普通に倒せた。だからコイツもイケると思う。

ただ、コイツ明らかに今まで倒してきたやつよりも強い。気配がもう全然違う。

今までみたいな戦い方で倒せるだろうか。挑戦してみたい。でも失敗したらどうしよう。

いや、やっぱりこんな強そうなのと戦う機会なんてそうそうないだろうし戦ってみたい。

いやでもこんな一般人は入っちゃいけなさそうなところで大きな音を立ててアイツと戦うのはなあ……

うーんでもこのままここに放っておくのも嫌だ……どうしたものかな……



と、巨大なキモいやつを前に呑気に一人でどうしようか悩んでいると、男の人の声が聞こえてきた。






？「キミ、こんなところで何してるの？」


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