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｢はァ？アンタ、何様のつもり？｣
『何様でもないよ。
ただちょっと人生の先輩として、スルー出来ないなって思っただけ。
自分と同じ血が流れる人間がいなくなるのは悲しいことだ。
私も兄を亡くした時、本当に……辛かった』
｢だから何だって言うのよ。アンタの気持ちなんてどうだっていいわ。口出さないで｣
『……はいはい。
で、野薔薇は立てる？』
｢無理よ。それなりに痛めつけたもの｣
真希が棒を真依に向けると同時に私も杖を真依に向ける。
｢何よ、やる気？｣
真依はじろりとこちらを睨んだ。
するとその後ろで野薔薇が悪い顔をして起き上がり、真依をとらえた。
先程真希と真依が話している間にこそっと魔法をかけて怪我を治してやっておいたおかげで、ジャージに穴は空いたままではあるが、元気に真依を締めている。
若いっていいなあ(唐突)。私もう20になっちゃったもんなあ。
｢ナイスサポート、真希さん、Aさん。
おろしたてのジャージにばかすか穴空けやがって
テメェのその制服置いてけよ、私の夏服にしてやる｣
｢次は体の穴増やしてやるわよ。
あとその足の長さじゃこれは着れないんじゃない？｣
「(おとす！)」
｢帰るぞ、真依｣
野薔薇が真依を締め上げていると、恵とお話(？)していたはずの東堂がやって来て、真依に声をかけた。
野薔薇は恵の安否を心配していたが、パンダと棘が行ったし大丈夫だろう。
怪我をしていても私が治してあげられるし。
｢楽しんでるようだな｣
｢冗談！私はこれからなんですけど｣
｢駄目だ、お前と違って俺にはまだ東京に大事な用があるんだよ。
高田ちゃんの個握がな！！｣
｢｣
｢｣
｢｣
『(コアク……？？)』
コアクとはなんだろう、小悪魔？とか考えていると、真依たちはなぜか勝った感を出しながら去っていった。
野薔薇は制服置いてけとキレている。
コアクについて考えている間に会話に出遅れて置いていかれたようだ。
最近こんなのばっかりだな。そろそろ真希に人の話を聞けとブチ切れられてもおかしくない。
「そうだA、恵のとこ行ってやれ。怪我してるかもしれねぇ」
『ああ、そうだね、行ってくる』
恵とパンダたちがいるであろう方に向かおうと体を動かすと、なにやら難し気な顔をした野薔薇が目に入った。
『野薔薇、どうした？まだ痛むところある？
さっきだいたいは治したつもりだったんだけど。
あ、ジャージ直してほしかった？』
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さん(プロフ) - Annabethさん» また返信遅くなってしまって申し訳ないです！！好きだと言ってくださって本当に嬉しいです。今後もノロノロ更新になってしまいますが、どうぞ宜しくお願いします！ (2021年10月15日 22時) (
レス) id: 22b39d8ca2 (このIDを非表示/違反報告)
Annabeth(プロフ) - おかえりなさい！キャラ被りwwこの小説が好きすぎる。 (2021年8月29日 0時) (レス) id: 30f358f53a (このIDを非表示/違反報告)
さん(プロフ) - Annabethさん» わああ返信遅くなって申し訳ないです…！！ほんとすいません…いつもコメントくださって本当にありがたいです、励みになります！ (2021年7月3日 22時) (レス) id: 44d4e43c1d (このIDを非表示/違反報告)
Annabeth(プロフ) - 鬼は外…納豆なげる…wwww駄目だｗｗｗ笑ってしまう（五条のその自信はもはやリスペクトする！） (2021年6月8日 10時) (レス) id: 5f9898e92c (このIDを非表示/違反報告)
さん(プロフ) - Annabethさん» お久しぶりです、アーサーいいキャラですよね！Annabethさんも体に気をつけてください。いつもコメントありがとうございます！！ (2021年5月8日 15時) (レス) id: 44d4e43c1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さん | 作成日時：2021年2月18日 20時
