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「界隈でも有力な情報屋があちこちに捜索の依頼を出していた。つまり余程金になる重要なこと、っつー意味だ。
……まぁ正直俺はどうでもよかったんだよ、捜索なんてめんどうけさいだけだしな。いくら金が入ると言ってもダルいもんはダルい」
居候は相変わらず俯いて、黙りこくっていた。
「オマエ“羽喰の娘”なんだろ？」
じっと居候を見つめるが、しかし彼女はいつまで経っても否定も、肯定すらしない。まぁ沈黙とは大抵肯定を含んでいるものだというし、構わずに俺は話を進める。
「まさかこんな偶然があるのかと思っていたけど………ただ、そうするとオマエが自ら俺に接触してきた理由が分かんねぇな。まぁヴィランのやることだ、どうせ俺を貶めて………」
「そ、そうじゃなぃ！！」
急にデカい声を出されて驚いたが、それは間違いなくあのビビりの居候が発したものだった。豹変、というやつだ。
「……私、貴方のことなんて元から全然知りません……それに、もう養子に出されて
……結局認めてんじゃねぇか。そうじゃなくないだろ。
つーか縁を切っている？ 何だ。じゃあ例えコイツを捕まえて情報屋に突き出したとしても羽喰に辿り着ける可能性は著しく低い。
けれどコイツは＿＿＿たとえもう縁を切っているとしても、恐らく羽喰のことを酷く気にしているようにしか見えない。それにこんな珍しい苗字、他人から見てもヴィランの方と合致しないはずがないだろう。
それでもヒーローになると、縁組先の両親もそれを了承したのか？ そもそも雄英はそういう奴も受け入れてんのか？
「……じゃあ何だ、お前はヴィランの娘だとしてもヒーローになれるとでも思ってたのか。
……まだヴィランの方が向いてるだろ」
鼻で笑うと、しかし居候は俺が想像したように謝りはしなかった。代わりに少しだけ顔を上げて俺を見つめてくる。
「それじゃあ……私がヴィランになったら、誰かの役に立てますか」
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404(プロフ) - ねかあさん» ああああ応援ありがとうございます！！！！！！！ヴィラン連合のわちゃわちゃ良いですよね私も大好きです！！！ (2月19日 11時) (
レス) id: 3a75ae716b (このIDを非表示/違反報告)
ねかあ(プロフ) - あああああああああああああああ！頑張って！ヴィラン連合入ってくれるとか、ありがたいいいいいいいい！応援してます。 (2月9日 17時) (レス) @page23 id: 39dbcee998 (このIDを非表示/違反報告)
鉛筆(プロフ) - ねかあさん» お楽しみ頂けたようで幸いです！また応援ありがとうございます。ご期待にそえる作品になるよう頑張りたいと思います……！ (12月23日 23時) (レス) id: 3a75ae716b (このIDを非表示/違反報告)
ねかあ(プロフ) - 見ていて楽しいです。更新応援してます。 (12月22日 22時) (レス) @page13 id: 39dbcee998 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆ | 作者ホームページ：こっちで おれと おどろうぜ
作成日時：2023年12月14日 7時
