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そしてそれきりソイツは押し黙ってしまうもんだから今、俺は最高に居心地が悪かった。クソ、コイツから声かけてきたのに、何で察せなかった俺が悪いみたいになってんだよ……。
……つうか、いち高校生がどうしてこんな夜中に1人でほっつき歩いてんだ？ コイツが夜遊びする性格じゃないことは見ていて分かるし……もし夜遊びしてるんなら俺は多分人生で最大に驚く気がする……。しかもここはラ●ホ街の裏路地なのに。
「おい、」
「……ぁっ、はい」
正直、ここが一番気になっていたところでもある。
「こんな夜中に外歩いて大丈夫なのか？ 天下の雄英生なのに」
勿論、全くコイツの身の安全など心配していない。心配するはずもない。
というより正直どうでもいい。……という意味合いを込めて鼻で笑いながら話したが果たして伝わっているのか。
すると目の前の女は一瞬焦ったような表情になってまた俯いた。
……が、何やらよくわからない覚悟を決めたような顔をしてキッと顔を上げると俺を真っ直ぐに瞳に映す。よーく見ると若干その目は潤んでいたが決して俺が泣かせた訳ではないので勘違いはよしてほしい。
「あの、一晩、泊めてもらえませんか」
「は？」
それはまるで、あのー、あれだ、
何かフィクションで、すげぇ才能を持ってる一般人を殺し屋とかに誘う時に
A『〇〇さん、殺し屋やってみませんか？ きつい仕事ですし嫌ならいいんd』
B『はい、任せて下さい。やりたいです』
みたいなことを言い出すサイコパスBのように見えた。
しかし、AにとってBのような奴はかなり好都合なものである。
そしてここでの俺の立ち位置はどう転んでも『A』だった。
「あのなあ、後悔しても知らねぇぞ？」
「しっ……しません」
ただしよく考えれば、初対面で火傷だらけの怪しすぎる男に『泊めろ』と言える度胸はどこから出来ているのだろう、と少し気になってくる。コイツの安全の保証なんてないし、寧ろこんなピチピチJKを家に泊める成年男性(独身)の方がおかしいような気もするが……。
まぁ襲われたい人間なんて俺は見たことがないし、ということは余程自分の強さに自信があるのか……強さ、つまり個性だ。暴走して個性事故を起こす程の個性かぁ、これなら文句も言われないだろう。
改めて今日は自分の運の良さに笑ってしまう。
「そんなに言うならついてこい」
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404(プロフ) - ねかあさん» ああああ応援ありがとうございます！！！！！！！ヴィラン連合のわちゃわちゃ良いですよね私も大好きです！！！ (2月19日 11時) (
レス) id: 3a75ae716b (このIDを非表示/違反報告)
ねかあ(プロフ) - あああああああああああああああ！頑張って！ヴィラン連合入ってくれるとか、ありがたいいいいいいいい！応援してます。 (2月9日 17時) (レス) @page23 id: 39dbcee998 (このIDを非表示/違反報告)
鉛筆(プロフ) - ねかあさん» お楽しみ頂けたようで幸いです！また応援ありがとうございます。ご期待にそえる作品になるよう頑張りたいと思います……！ (12月23日 23時) (レス) id: 3a75ae716b (このIDを非表示/違反報告)
ねかあ(プロフ) - 見ていて楽しいです。更新応援してます。 (12月22日 22時) (レス) @page13 id: 39dbcee998 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆ | 作者ホームページ：こっちで おれと おどろうぜ
作成日時：2023年12月14日 7時
