ユーリの双子の妹と。【ユーリ!!! on ICE】

昔のお話(ユーリ視点) ページ20

過去編ですので、ここのみ台本書きにさせて頂きます！







ユーリ:(次の予定は三回転サルコー…)





ヤコフ:アイツ…まさか！






ユーリ:いけるっ！
どうだヤコフ！





ヤコフ:馬鹿めが。四回転は体の成長のために禁止と何度言ったら分かるんだ！命令に従えないのなら辞めろ！





ヴィクトル:はは、ヤコフ。もう少し褒めてあげなよ。





ヤコフ:無責任に口出しするな！






ヴィクトル:俺も昔同じことをして怒鳴られたよ。君は四回転なしでも勝てる。賭けてもいい。





ユーリ:じゃあ四回転なしで優勝したら、ヴィクトルの振り付けしたプログラム、俺に頂戴！





A:えー、ユーリいいなぁ。私も欲しい。





ヴィクトルの脇からひょいと顔を出したのはAだった。どうやらこれかららしく、俺の滑りを見に来てくれたらしい。





ヴィクトル:君は…世界ジュニア女子で連勝してる、ユーリの双子の妹のAだっけ





ヴィクトルが私のこと知ってた！そう喜ぶ妹を可愛く思わないわけがない。それを微笑ましく見てる多分ヴィクトルも同じだと思う。





ヴィクトル:いいよ、2人とも世界ジュニアで優勝したら俺のところにおいで。最高のシニアデビューにしてあげる





それは間違いなく「約束」だった。

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