学園アリス～蜜柑の双子の姉～ (ページ8)

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力持ち君に下ろされた彼女はボーゼンっとしていた

棗も何か感じてるのか彼女にどんなアリスを持っているのか聞いていた

……が彼女は舌を出しながら誰が言うかっという反抗的な態度をしていた

A『さぁ、心読み君あの子の思ってることを教えて』

心読み君「……そういえばウチってホンマはどういうアリスもってるんやろ先生はウチをアリス言うてくれたけど全然そんなんもってる兆しなんてないしなーウチってホンマにアリスなんかな～なんて☆」

A『ふーん、つまりアンタは自分の事何も知らないんだー(笑)』

期待ハズレ…か

けど何故彼女にあの時ナルのアリスが効かなかったのか…そして棗もわたしもいくら疲れていたとはいえアリスが使えないのも変だ…となると原因は彼女にあるはずなんだ…

っと考えてる間に殴り合いが始まっていたのだ

そしてそれを蛍が彼女をかばい相手を吹っ飛ばした

スミレ「な…棗君流架君っAも」

A『ねぇ、最後のチャンスくらいあげてもいいんじゃない？あ、勘違いしないでね？別にアンタをかばうわけじゃないよ？』

棗「…おい水玉お前１週間以内でこのクラスになじめなかったら正式入学出来ないんだってな」

蜜柑「はっ」

心読み君に教えてもらいましたＶ

棗「…まこのままだと確実に入学はムリだな」

蜜柑「……」

棗「Aの言う通りチャンスやらなくもないけどお前が本当にアリスならって話だけどな」

A『方法はどうする？』

棗「そこからみえる北の森あそこを通って無事高等部に行って足あとを残してきたら素直にお前の実力を認めてアリスとして受け入れてやる」

あちゃー、北の森か…ま、ご愁傷様だななんだってあそこは…

委員長「そんなムチャだよあの森はアリス子だって立ち入り禁止されてる…」

おいおい委員長やい…何気にいきなりムチャはひどくないかい？

棗「別にムリとは言ってねーイヤなら大人しく学園から出ていけばいい」

委員長「そんな…っ」

A『委員長うるさいよ‼決めるのはあの子本人だ周りがガタガタ言うもんじゃないよ』

委員長「Aちゃんまで…」

蜜柑「……やるっ」

棗「不慣れな新入りってことで道案内に特別友達連れてかせてやるよ」

蛍は蜜柑にせんべつを渡すとダッシュで逃げていった

A(本当に友達なのかな？)

棗「じゃ交渉成立試験の始まりだ」

こうして彼女、佐倉蜜柑の試験が始まったのだ