学園アリス～蜜柑の双子の姉～ (ページ7)

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わたしは教室に戻り体調がすぐれなくてルカの横で横になって寝ていたのだった

元々騒がしかったのが更に騒がしくてなった気がした

蜜柑「ヘンタイちかん男ーっ」

急に近くで女の子の叫び声がしたのでわたしはびっくりして飛び起きてしまった

A『ちょっと！急に叫ばないでくれる⁉体調悪いから寝てたのにアンタの声で更に体調悪くなるわ‼』

わたしの声に気づいたのか彼女はわたしに指さして

蜜柑「あー！さっきのウチとそっくりな女の子ーっ」

更に叫んだのだった

棗「……何言ってんだこの女痴漢ってのはバカが下心もってやるから痴漢なんだよお前相手に下心もくそもわくかよバーカ」

A『あはは、棗の言う通りよ！棗がアンタみたいなちんちくりんを相手にするわけないじゃない分かったならそのうるさい口を閉じてよね？じゃないと海の底に沈めるわよ？』

蜜柑「よ…よくもウチにあんな事しておいて女の敵っ野蛮人っっ女の子の方も悪魔めっっ‼」

やっぱり海に沈めようかしら…

そしてヒートアップした

「おい転入生棗さんとAさんに何調子こいた口きいてんだコラ」

とうとう下っぱたちもしびれ切らしたのか彼のアリスで彼女は持ち上げられたのだった

委員長「ややめてよみんなかよわい女の子になんて事するんだよっっ」

委員長は慌ててみんなを止めに入った

A『ねぇルカ…あの子ってかよわいの？』

ルカ「……今見た感じだとかよわいにはほど遠いような…」

A『だよねーわたしもそう思うよー』

わたしはそれを見学していた

正田「あらやめる事ないわよ…さっきから仲間と思って黙ってみれば何？この子」

さっきまで大人しかったスミレが口出してきた

A『スミレ？』

正田「棗君や流架くんそれにAまでバカ呼ばわりしてたじゃないこんなの優しすぎるくらいよ」

棗「……降ろせ(ムシ)」

「はい棗さん」

正田「…そういう優しい所も私棗君の魅力だと思うの［ハート］」

ルカ・委員長「……」

A『おーいスミレこっちに戻ってこーい』

ちなみに正田スミレは棗・ルカファンクラブ会長だそしてわたしのファンクラブもあるって噂もある

A(ナルはどうしてあの子を連れてきた…もしかしてさっきのナルのアリスが効いてなかったのに関係が…)

わたしは心読み君に彼女の心を読むようお願いした

さぁ、アンタの正体を教えてもらうわよ佐倉蜜柑