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岬先生は嫌な顔をしながら鳴海先生は悪い人ではないと安心した
それからウチは岬先生に鳴海先生の能力や学園のことを聞いていた
蜜柑「あ、そや！先生このお面何？」
うちは拾った黒猫のお面を岬先生に見せた
岬「それはアリス完全制御面だ」
蜜柑「せいぎょ？」
岬「それを被ってる間はその人間のアリスを０まで封じる危険人物専用の罰則用のお面だ生徒の中には危険と隣り合わせの能力を持つ子もいるからねいわば目印だ黒ネコは避けて通れって言うだろう」
危険人物…？
ウチはそれをきいて男の子たちを見た
岬「まあこの子らにしたらいざとなったらこんな足かせ意味のないものにしてしまえるんだろうけど」
え…
ピロロ…ピロロ…
岬「はっ‼温室に侵入者⁉すまない急用が出来たので俺はこれで失礼するああ君」
蜜柑「はっ」
つい敬礼してしまった…
岬「今からここに人を横須賀様に手配するから人が来るまでの間もし棗たちが目を覚ます事があればすぐにそこの緊急スイッチを押しなさい」
スイッチ？
岬「いいね必ずだ」
今度こそ先生は部屋から去っていった
危険人物…
ウチは男の子の鼻を何となくつまんでみたけど目を覚まさなかったのでピースをした
蜜柑「それにしても女の子のほうはウチと同じ顔をしとる気がすんねん…」
さっきの話…ウチって一体どんなアリス持ってるんやろ
蛍はどんなアリス持ってんのかなあ
蜜柑(そーいえばもうすぐ蛍に会えるんや！)
蛍の写真見てついにやけてしもうていた
蜜柑「え」
気がつくと男の子は目が覚めていてウチの髪の毛を引っ張りウチは仰向けで男の子はウチの上に乗っていた
棗「５秒で答えろ答えなかったらこの髪燃やすお前何者だ」
蜜柑サイド終わり
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作者名：haruka | 作成日時：2021年6月10日 19時
