音駒の猫なマネージャーとやっくん【HQ】

26話 ページ27

佐倉side


佐倉『京治話はもういいの？』
赤葦「まあね大丈夫だよ。それより次の合宿も楽しみだね」
佐倉『うん……!今度はウチが勝つから』
赤葦「臨むところだよ」
佐倉『あ、じゃあまたねスガくん』
夜久「次もお互い頑張ろうな!」
菅原「おう!またなー！」

佐倉『じゃあ京治もまたね』
赤葦「うん、またね」
夜久「木兎によろしくな」
赤葦「………………はい」

そして、3日間の合宿は幕を閉じた

夜久「Aさ、赤葦も言ってたけど一人でなんでも抱え込むなよ？俺たちに頼れよ？」
佐倉『でも、こんな大事な時期にみんなに迷惑かけたくない……』
夜久「ダーメ。俺だってAが一人で抱え込んで悩むとこもう見たくないの。迷惑かけてもいいから、信頼できる仲間がたくさんいるんだから頼れ」
佐倉『……でも……』
夜久「頼って、な？」
佐倉『ーっ……うん……』

　 一週間後 夏休み長期合宿in森然高校

日向「なあなあ!スカイツリーどこ!?」
研磨「えっスカイツリー……?」
日向「あっ！アレってもしかして東京タワー!?」
研磨「エッ…あれは……あれは……普通の鉄塔……だね……」
黒尾「なんなの宮城には鉄塔無いの？あの会話デジャブるんだけど」
澤村「東京にある鉄塔は大体東京タワーに見えるんだよ地方人は!」
菅原「おい暴言。あとここ埼玉な」
佐倉『クロ……煽んないの……スガくん眠そうだね……』
菅原「あ、佐倉ちゃん。うん眠いんだよね」
佐倉『私も眠い……まあ頑張ろーね』
菅原「……うん」

佐倉(烏野と梟谷でやってる……)
猫又「うーん小気味良い!小気味良い程に!噛み合ってないねぇ!」

菅原「スマンカバー!」
西谷「任せろォオ!!!」
猫又「おおっ!?」
　 バックゾーンから踏み切ってのリベロのジャンプトス……!?
直井「どうしたんですかね烏野……調子悪いんでしょうか?」
猫又「ほほ!その逆じゃないかカラスだけあってさすがの“雑食性“深い山の奥だろうと歌舞伎町のど真ん中だろうと食べられるモノは全て食べ自分より強い者は利用し生き残る恐らくあれは驚くべきスピードで進化している途中だよ」
佐倉(そう……今はミスばっかりだけど、できるようになれば強い武器になる……練習あるのみだけど……でも、ただ一人……月島くんを除いて……かな……)

ドッ ガガンッ
小鹿野「くっそタラコめ…!」
強羅「…ブロッコリー…」
黒尾「ヤメロ食べ物に失礼だぞ」
「「なんだと！」」
佐倉『それはパニーニもね……』スタスタ
黒尾「Aー!!」

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