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178話 ページ38

オ「…Aが1番やから。影でヒソヒソ言うしか出来ひん人ら俺好きやないし」
ト「まずお前ー…いやまぁええわ。小寺さんゆっくり説明したるからどっか落ち着けるとこ行こか」
「…はい」

周りの目が怖くて下を向くと頭の上に手が乗った。
どっちの手か分からなくて顔を上げると、お兄ちゃんの手が乗ってた。まぁ、そうか…。トントンさんやらなそうだし…ね。

「お兄ちゃん…」
オ「おいで?」
「う、うん…」

お兄ちゃんに手を引かれて近くの喫茶店に入る。



ト「落ち着いたか?」
オ「ん、大丈夫」
「すみません…」
ト「すぐ謝んなって。小寺さんなんも悪いことしてへんやろ?」
「でもご迷惑を…」
オ「A、大丈夫やから」

隣に座るお兄ちゃんが私の手を覆うように握ってくれるけど、やっぱり怖くて…。

ト「まぁそろそろ話そか?大丈夫?」
「大丈夫です」

これ以上迷惑かけられない…。

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作者名:作者
作成日時:2019年1月19日 19時

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