129話 ページ39
ゾム side
Aのお母さんに頼まれたものをちょうど見かけ、Aには少し待ってもらい買いに行くことにした。それがあかんかったんやな。
「え？」
なんで、Aの隣にロボロがおって、楽しそうにしとんねん。
「…まぁええか。ロボロこの辺に住んどるんやし、いつかはこの辺で会うやろうとは」
…でも、ロボロが女子とあんな風に話すんは初めて見るな。
少し近くまで行くと、会話が聞こえた。
ロ「じゃあゾムと来てんねや」
小「そう、今日結構遅くまで寝ちゃってて、これからご飯なの」
ロ「休みの日とかはそれがええよなぁ〜。俺も寝てたいけど、これからは忙しいんやろなぁ」
小「そうなの？」
…Aが、敬語じゃない？
ロ「文化祭の準備で休みまで働かすねん」
小「大変そう…」
仲良く話すのは許せるけど！
俺だってまだ敬語なのに今日初めて話したようなロボロがタメで話しとるってのが腹立つ！
「…1回しかやっとらんチビが生意気やぞ」
ロ「！？」
小「あ、ゾムさん！何かありました？」
Aはさっきまで話していたことをぱっと離れ俺の方に話を振る。
「秘密。ほら腹減ったやろ？」
小「ん、はい！行きましょう」
「じゃあな、ロボロ」
意外と素直に来るA。そんなに熱中して話してたわけとちゃうんか？
小「じゃあ、また…」
ロ「明日な〜」
ロボロもすんなりと手を振り、俺らとは反対方向に歩いて行った。
ふと手をAの方に差し出すと素直に手を出した。
「……んふふ」
小「…？」
「何食べたい？」
Aと手を繋ぎ、店が沢山ある方へ足を進めた。
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ソルト - 一人で発狂してましたww…ゾムううううううううううう((( (2019年2月15日 20時) (
レス) id: fe087ce27e (このIDを非表示/違反報告)
ヨシフ - 夢主が可愛いすぎる…！この話とっても好きです！更新頑張ってください！ (2019年1月4日 14時) (レス) id: 2fbbe2e3bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：作者
作成日時：2018年11月15日 8時
