122話 ページ32
ゾムさんに何度もごめんと言われた。顔は見せてもらえなかったけど、と言うより見えないように下向いて頭を肩に預けられていた。
ようやく落ち着いたのかゾムさんがそっと離れていった。
ゾ「ごめん、重かったよな」
「いえ、そんなことは」
ゾムさんは1度深呼吸をして、よし、と呟いた。
ゾ「向こう行こか」
ベッドの方へ誘うゾムさんはもうすっかりいつものゾムさんだった。
「はい」
ゾムさんに手を繋がれ、立ち上がり、歩き始めた。
ベッドは私が飛び起きたまま少しぐちゃぐちゃになっていた。その時は必死で…。
「すみません」
ゾ「何がやねん？」
「ぐちゃぐちゃにしたままで…」
ゾ「あ？あー、全然ええって！ちょっと待っててな？」
ゾムさんはゆっくり手を離し、布団を綺麗に直し始める。
布団を治すと、先にゾムさんが座り、その隣をポンポンと手で叩き、私を呼んでくれた。
「失礼します」
ゾ「ん」
ゾムさんは少し壁側に寄って私が寝るためのスペースを作ってくれた。
いつもはお互い背を向けて寝ていたけど、今日は向き合って寝転がってみる。
と、いうより背中を向けるゾムさんの方に顔を向けてみる。
なんでだろう…、今日はずっとそばにいたい気がする。
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ソルト - 一人で発狂してましたww…ゾムううううううううううう((( (2019年2月15日 20時) (
レス) id: fe087ce27e (このIDを非表示/違反報告)
ヨシフ - 夢主が可愛いすぎる…！この話とっても好きです！更新頑張ってください！ (2019年1月4日 14時) (レス) id: 2fbbe2e3bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：作者
作成日時：2018年11月15日 8時
