118話 ページ28
ゾム side
なんやのこれ！めっちゃ恥ずかしいわ！！
一刻も早く忘れてほしいんやけど。
小「え、嫌ですよ…」
「ちょっ」
こんなストレートに言われると思わんかってんけど…！いや、ホンマに、忘れてくれ…恥ずかしいわ。
小「すみません…」
意外な行動に自分でも驚いたのかすぐに謝るA。
こういうところ、ほんま好きやわ…。ええなぁ。
「Aがどんな好きを考えてるんかはわからんけど、俺はAに惹かれた。そういう好き…や、から…」
なん、やこの恥ずかしいの…！
本人目の前にこんなこと言うなんて今までないで？普通に告白やんけ…！
恥ずかしすぎて直ぐに目を逸らす。今日は俺から逸らしてばっかやな…。
少し間が空いてからAが口を開く。
小「…ありがとう、ございます」
ふと目をAに向けると、下を向きながらそう言った。
表情はほとんど見えへんけど、パーカーの隙間から見える耳が少し赤かった。
「……やっぱ恥ずかしいな、これ…」
小「私は、嬉しいですよ」
「そうなん…？」
小「はい。お兄ちゃんは、大事だとは言ってくれたんですけど、中々好きとは言ってくれなくて、好きじゃないのかなって思って。だから、私にとって好きって、凄く嬉しいことなんです…」
「……」
小「ゾムさん？」
確かにオスマンは言わなさそうやな…。両親からもダメな子扱いで、言われたことない、って…。
でもホイホイ言えるほど俺もチャラチャラしてるつもりもないしなぁ…。
「そ、か…」
俺に出来ることは、Aがこれ以上自分を卑下しないように、そばにいること、かな。
俺の自己満かもしれへんけど。
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ソルト - 一人で発狂してましたww…ゾムううううううううううう((( (2019年2月15日 20時) (
レス) id: fe087ce27e (このIDを非表示/違反報告)
ヨシフ - 夢主が可愛いすぎる…！この話とっても好きです！更新頑張ってください！ (2019年1月4日 14時) (レス) id: 2fbbe2e3bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：作者
作成日時：2018年11月15日 8時
