102話 ページ12
「あぁいた。やっぱりお前もおるんやね」
駅の改札の方から聞き覚えのある声が聞こえた。
「お、兄ちゃん…？」
ゾ「…オスマン」
なんで、ここに…？
オ「大先生に聞いた」
ゾ「で、なんでおるん？」
オ「俺も行く。ゾム、その手離して」
ゾ「嫌や」
オ「……」
ゾ「って言ったらどうする？」
オ「どうすると思うん？」
ゾ「純粋な殴り合いやったら勝てるけどなぁ、口論やったら勝てそうにないし」
少し怖い…。
ゾムさんの手は変わらず私の頭の上。手は優しいのに、顔は目の前のお兄ちゃんだけを見て、睨んでいた。
お兄ちゃんも、ゾムさんを睨んでいる。
「アーッ！やっぱり来ちゃったか！そして喧嘩してるか！！」
「やから言うたやん…」
また改札の方から聞き覚えのある声が聞こえる。
「鬱くん！シャオちゃん！」
シ「おはよ〜A。やっぱり2人喧嘩しちゃった？」
「喧嘩っていうか、まぁ、うん…」
シ「やから教えん方がええって言うたやろ！」
鬱「まさかほんとに来るとは思わんやろ！」
シ「あのオスマンやぞ！来るやろ！」
オ「なんか言った？」
シ「なんもー？」
シャオちゃんはすぐにっこり笑って否定する。文芸部怖い…。
「…私が帰れば万事解決…！？」
オ「そんなことないよ」
ゾ「んなわけないやろ」
鬱「帰られると困る！何が悲しくて男だけで遊園地行かなあかんの！」
シ「そうなったら俺も帰るね」
「やっぱりここでしたか…」
またまた聞き覚えのある声。
「エーミール先生？」
エ「おはようございます」
改札から出てきた先生はいつもほどではないもののかっちりした服で現れた。
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ソルト - 一人で発狂してましたww…ゾムううううううううううう((( (2019年2月15日 20時) (
レス) id: fe087ce27e (このIDを非表示/違反報告)
ヨシフ - 夢主が可愛いすぎる…！この話とっても好きです！更新頑張ってください！ (2019年1月4日 14時) (レス) id: 2fbbe2e3bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：作者
作成日時：2018年11月15日 8時
