101話 ページ11
9時半を過ぎた頃、出かける支度を済ませ、家を出る。
ゾ「大丈夫?」
「はい?」
ゾ「顔赤いけど」
「!誰のせいだと思ってんですか!びっくりしたんですからね!」
ゾ「んふふ、ごめんごめん」
「次はちゃんと言ってください!」
ゾ「次は、ってまた背中突っ込んでええの?」
「う、ダメです!」
ゾ「え〜」
なんて話をしているうちに駅に着いていた。
駅にはまだ誰も来ていなかった。
ゾ「結局今日誰来んの?」
「えっと、鬱くんとシャオちゃんですかね。コネさんは部活だとかで」
ゾ「じゃあ4人か」
「多分そうですね。偶数だと仲間はずれいなくていいですね」
ゾ「まぁシャオロンか大先生がぼっちになっとったやろうなぁ」
「私がぼっちになると思いますけど…」
あの2人意外と仲良さそうだったし。なんなら私いらないんじゃないのって感じするし。それになんで私が混ざってるのかもわからないし…。
ゾ「それは無いやろ」
「え、何でですか?」
ゾ「ん?秘密」
優しく笑って頭に手を置かれる。最近よくゾムさんに頭撫でられるなぁ…。優しいけど、少し雑で、暖かい大きな手。
「ん、あぁいた。やっぱりお前もおるんやね」
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ソルト - 一人で発狂してましたww…ゾムううううううううううう((( (2019年2月15日 20時) (レス) id: fe087ce27e (このIDを非表示/違反報告)
ヨシフ - 夢主が可愛いすぎる…!この話とっても好きです!更新頑張ってください! (2019年1月4日 14時) (レス) id: 2fbbe2e3bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:作者
作成日時:2018年11月15日 8時