3話 ページ4
そして、あっという間に時は過ぎ…
ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ
ｶﾞﾁｬ
「光、おはよう！」ﾆｺｯ
「…おはよう」
「あら、世一くん！！」
「お久しぶりです。」
「こんなにでっかくなって〜！！」
「元気だった？」
「はい！」
「なら、良かったわ」ﾆｺﾆｺ
「ぁ、こちらおみやげです！」
「ご家族で食べてください。」
「わざわざありがとね〜」
ｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬ
ﾜﾝｯ、ﾜﾝｯ！
「みたらし！」
「みたらしも久しぶり！元気だったか？」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
ﾜﾌｯ！
「可愛いな〜」ﾜｼｬﾜｼｬ
可愛い…��2
和むなぁ…
(ﾎﾞｰ)
「光？」
「ぁ、ごめんね」
「いや、大丈夫だ！」
「それより…」
「光…大丈夫そうか？」
人絶対多いよね…無理無理無理無理無理
「やっぱ無理かも…」
「ぇ！？」
「いやだ…」
「行きたくない…」
行きたくないよぉ(´；ω；｀)
ｸﾞｲｸﾞｲｯ
「みたらし？」
ｸﾞｲｸﾞｲｯ
「もしかして…」
「行ってきなって言いたいんじゃないか？」
「……そうなの…みたらし？」
ﾜﾝｯ！！
「……」
「みたらしもこう言ってるし…行ってみるだけ行って見たらいいんじゃないかしら？」
「お母さん…」
「ダメだったら帰ってくれば良いんだから」
「それに…きっと、光なら大丈夫よ！！」
(ﾆｺｯ)
「……わかった」
「お母さんありがとう…」
「みたらしもありがとね」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
ﾜﾝｯ！
「俺がいない間いい子にしてるんだよ」
「世一くん、光の事…宜しく頼むわね」ﾆｺｯ
「はい！」
「じゃあ、行ってきます」
「行ってきます！！」
「行ってらっしゃい〜！！！」
「じゃあ行こう光！！」
そう言いよっちゃんは手を差し伸べた。
「……」
「光？」
これから先不安しかないけど……きっと……
よっちゃんとなら大丈夫だよね……！
手を握る
「…うん！」ﾆｺｯ
「！」
「あぁ！」ﾆｺｯ
そう言って笑ったよっちゃんの笑顔は
とても輝いていて眩しかった。
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作者名：Cocoa | 作成日時：2023年10月25日 2時
