恋愛低体温

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言葉にならないドキドキを
どれくらいの時間過ごしただろう







「うーそ。気にしないで。
簡単に部屋に男上げちゃ駄目だよ。」






今は、めっ、て顔で保護者面









「あ、上げてませんっ！」

「ほんとーう？」

「本当です」





「今まで一回もぉー？」

「…いっかいも、、」





あ…信用してない？
片方だけ目を細めてる！







「ふぅーん。」

「な、んですか？
モテないから笑ってるんですか？」






「ん？安心してたの。」

「あ…んしん？」





「哲也さん以外の男は
上げちゃ駄目だよ？ね？」


「_____！！」







顔が…
どんどん熱を持ってく






「やくそーく。」





ぴょっ、と出てきた小指、

これは…その…、、だよね？







「や…く…そく、、」



遠慮がちに小指と小指を絡め
哲也さんを見上げた。


向けられたその笑顔に
高鳴る鼓動が胸を刻む









・









・









『美味しいもの食べると
幸せな気分にならない？』



『音楽を聴くと
もう自然と身体が動いてるよね』








リビングにひとり、ペタンと座り込み
幸せそうに笑う彼の笑顔を思い出していた。






哲也さんといると刺激的。
ドキドキして

苦しくなったり 恥ずかしくなったり
いつもの私らしくいられなくなっちゃう。




でも…楽しくて、嬉しくて…
一緒にいたい、って思っちゃう。

会いたい…って、、
思うだけで…胸がぎゅっとなって…






彼を思い浮かべるだけで

ココロがほかほかしてくる









彼はオモチャ箱みたいな人

ワクワク ドキドキして

彼といると、明日はどんなことがあるんだろう？って毎日が楽しみだった幼少時代を思い出す。








色のない世界で ゆったりと過ごしてきた私に
哲也さんは色をくれる




鮮やかに縁取られてく毎日

キャンパスの上は色が踊る




彼と過ごす時間は
私をカラフルに彩る






私にとって
彼はそういう人。









わたし、彼に恋してる。

＊花＊→←48

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