Powder Snow 3 〜御曹司との恋〜

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隆二side





【本日の宝の持ち腐れ会】








哲「…剛典様はどうなんだ、って話じゃない？
姫が可哀想だよ。」




「なにそれ！許せなーい！
そんな腐った男だったなんて…女の敵よっ！」





臣「でも、まぁ〜健ちゃんついてるし…
大丈夫なんじゃない？
健ちゃん、真面目だし。」









坊ちゃんが、元恋人と 未だ会ってるのが 気に入らない哲也さん。

若奥様の気持ちを考えると…
居ても立っても居られないんだろう。


過保護だからなぁ。哲也さんは、、









哲「………でもさぁー、健二郎…今現在
ちょっと 性に奔放になってるじゃん？
心配だなー。」



己「………」


隆「………」









……否定はしないよね。
うん、どうした？健ちゃん？って感じだもんね、、今。









「……どういう意味よっ！」




隆「……てか、何で此処にいるんですか？
……ELLYさん、」







今夜は何故か、オカマを迎えての持ち腐れ会。

勝手に参加するの、やめてもらってもいいですかね？









E「えー？健二郎さんの帰りを待ってるのー♡
今日、泊まって帰ろうと思ってぇー♡
で、なぁに？剛典くん、不倫してるの？
サイッテー！」







………え？

泊まって帰る？
この離れに？







やめてよ！
俺、健ちゃんの隣の部屋なんだけど！

嫌だよ！隣から、変な声とか聞こえてきたらさぁ〜、どうしたらいいの？俺！
想像するのも おぞましいわ！

壁、ぶち抜く勢いで蹴っ飛ばすからねっ！









己「いや、それはないと思いますよ？
健二郎が許さないでしょう！」



哲「俺も許さない。」






いや、壁ぶち抜いたら駄目だな…
見てはいけない物が見えちゃうかもしれない…








隆「………臣ぃー、
今日、臣の部屋…泊まりに行っていい？」



臣「はぁ？ふざけんな！そんな趣味ねーよ。
健ちゃんと一緒にすんな！」






えー、駄目ぇー？
どうすんだよー。隣からガッタンピッシャン暴れる音とかしたらー、恐ぇーよー、俺ぇー。

正気じゃいられねーよ。








己「………隆二、、お前もなのか？」



E「ちょっと！差別発言よっ！」






どうすっかなー、、
あっ！ベロンベロンに酔っ払って
寝ちゃえば分かんないかな？








臣「哲也さん、そこは 俺に任せといてよ。
要は、よそ見できないくらい、
若奥様との仲がよろしかったら問題ないんですよね？」



哲「なんか案あるの？」

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