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哲也に助けを求めて
書斎の扉を そそくさと
開けたのに…
………待ってるって言ったはずの
哲也の姿は、そこには無くて、、
「いないね。哲也。」
すぐ傍で聞こえた声に
振り返ったら…
顔の傍を 彼の横顔がよぎる。
パタン…
静かに音を立てて 目の前の扉が 閉じられた。
「もう少し、此処に 居たら？」
近すぎる、その距離と
意外な言葉に戸惑うばかり。
哲也…どこに行ったの？
待ってるって…言ったじゃない、、
「……お仕事の…邪魔に、、」
こんな所で、二人きりなんて…
緊張しちゃうよ、、、
今までロクに話したこともないのに…
「ちょうど、煮詰まってたとこだったんだ。
気分転換に、話し相手になってくれないかな？」
手を引いて、ソファーへと導かれる。
「哲也と、仲良いんだね。」
私をソファーへと座らせた後、
カップに口をつけながら向かいに座る、彼。
「えぇ。居心地が良くて…。」
「そう。良かったよ。」
「…そのコーヒー、哲也が淹れたものなんです。」
ふっ、とカップ越しに目が合って、
コーヒーに目を落とした彼は…
「……すごい美味しいな、って思ってたんだよね。なに？彼、バリスタ？」
「私は紅茶が好きなのに、飲ませてくれないんです。」
ふっ、目元がアーチ型になって…
笑ったのかな？って…思ったんだけど、、
口元は、カップで見えなかった。
「……今度、哲也に内緒で
俺が 紅茶を淹れてあげる。」
「…紅茶、淹れたこと、、あるんですか？」
「ないよね。」
……ですよね。
「食べる？」
ソファーから立ち上がった 剛典さんが、
コトンと、スノーボールの入った器を
テーブルの上に置いた。
「俺ね、子供の時…コレ好きで、
よく隆二に 作ってもらったんだ。
ナッツが入ってて、美味しいよ。」
ポイッと、口の中に放り込んで、
隆二が作ったものだと思い込んでる 剛典さんは、私にも勧めてくれた。
「お、美味しい…ですか？」
「うん、美味しいよ。
ナッツ、嫌い？」
美味しい…。
どうしても緩んじゃう口元を
きっと私は 今、隠しきれてない。
「………？、…どうかした？」
フルフルと首を振って、
少しずつ温かくなっていく胸の内を
感じずには いられなかった。
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smiley(プロフ) - はい！是非！是非！ぐふふな話したいです！！（≧∇≦） (2016年9月29日 6時) (
レス) id: 0e3662b721 (このIDを非表示/違反報告)
花(プロフ) - smileyさん» 飲みながらぁー、ぐへへな話しましょ♪(´ε｀ ) (2016年9月28日 21時) (レス) id: 04bef8cffa (このIDを非表示/違反報告)
smiley(プロフ) - 花さんがそこまで言うなら‥笑 じゃあ！じゃあ！私が未成年のお年じゃなくなったら聞けますか！？笑笑←しつこいやつ。すいやせん、 (2016年9月28日 20時) (レス) id: 0e3662b721 (このIDを非表示/違反報告)
花(プロフ) - smileyさん» お縄になりたくないから止めとくね♪(´ε｀ )←どんだけw (2016年9月28日 19時) (レス) id: 04bef8cffa (このIDを非表示/違反報告)
smiley(プロフ) - 笑笑 そんなにすごいんですか！！なおさら気になりますよ！！(°_°) (2016年9月28日 15時) (レス) id: 0e3662b721 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花
| 作成日時：2016年8月28日 21時
